結論
2021年02月26日時点では、HomebrewがM1(AppleSilicon)チップ対応済みとなっています
環境
- MacBook Air (M1,2020)
- macOS Big Sur バージョン 11.2.1
- zsh 5.8 (x86_64-apple-darwin20.0)
- デフォルト状態でzshが利用されている想定
手順
基本的には公式の手順とインストール時のガイドに従うことで問題ありません
公式サイト:Homebrew
1. Homebrewのインストール
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
※ パスワードを何度か求められる場合もあります
2. zprofileへPATHを通す
echo 'eval $(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)' >> /Users/[ユーザ名]/.zprofile
[ユーザ名]
にはインストール先のユーザ名を入れてください
3. 現在の利用中のzshにも反映させる
eval $(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)
障害
1. ディレクトリが存在しないエラー
エラー発生は以下の手順
3. 現在の利用中のzshにも反映させる
eval $(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)
エラー内容は下記
$ eval $(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)
shell-init: error retrieving current directory: getcwd: cannot access parent directories: No such file or directory
Error: The current working directory doesn't exist, cannot proceed.
原因は別の作業でカレントディレクトリを削除したため「ディレクトリが存在しません」と怒られました
本件は確実に存在するディレクトリに移動することで解消します
$ cd ~
※ どこでも良いです
補足
Xcode
をインストール済み、かつCommand Line Tools for Xcode
が未インストールの場合に自動でCommand Line Tools for Xcode
がインストールされるため若干時間がかかります。
よって、事前にCommand Line Tools for Xcode
をインストールすることをお勧めします
$ xcode-select --install
余談
まだまだ、すべてのパッケージがM1 Macに対応しているわけではないので
これからのそれぞれの対応に期待するところです