古いiMac(9,1 Core2duo)は純正のOSとしてはOS X El Capitan 10.11.6が最終版になっている。古いマシンですが、今でもアルミの本体や画面は美しく、Linuxをインストールして再利用してみました。
Linux(Debian Bullseye)のインストール
インストーラのUSBスティックメモリを作成して、iMacに挿し起動する。この時、Optionキーを押しながら電源を入れることで、起動用のディスクを選択する画面になり、インストーラのUSBを選択する。
あとはそのままインストールを実施する。
起動音を無効に
Debian Bullseyeのインストールはすんなり実行できたが、起動するたびに、「ジャーン」と起動音が鳴り響く。正直うるさいので何とかしたい。最近のMacだと鳴らなくなっているらしいので、多くの人がうるさいと思っていたのかも。
OS X
OS Xからはsudo nvram StartupMute=%00
を実行すると起動音を無効にすることができるようです。しかしすでにOS XからLinuxに変更してしまったので、この方法は使えない。
Linux
調べてみると、Linuxでも起動音を無効にすることができるようなので、やってみる。
efivar -n 7c436110-ab2a-4bbb-a880-fe41995c9f82-SystemAudioVolume -p
コマンドを実行すると現在の設定を確認できる。この値を修正して起動音を無効にする。いきなり値を設定しようとすると、エラーになるので書き込みできるようにchattr
した後で値を書き込む。
chattr -i /sys/firmware/efi/efivars/SystemAudioVolume-7c436110-ab2a-4bbb-a880-fe41995c9f82
printf "\x07\x00\x00\x00\x00" > /sys/firmware/efi/efivars/SystemAudioVolume-7c436110-ab2a-4bbb-a880-fe41995c9f82
これで無事にLinuxから起動音を無効にできた。