NanoKVM
PiKVMと同じようにLinuxベースのIP-KVM.RiscVベースのCPUで非常に小さく安価.
購入してすぐに使えますが,Proxyが必須のネットワークだと設定をいじらないとアップデートができなかったので,そのメモです.
セットアップ
LANケーブルを接続し,USBを接続すれば,USBからの給電で起動する.DHCPでアドレスを取得するので,本体のOLEDに表示されるIPにブラウザから接続する.
初期のID/PWはadmin/admin
になっており,初回接続時にパスワードの更新が要求される.
sshも有効になっており,こちらは初期のID/PWはroot/root
になっている.
Proxyの設定
NanokVMはアップデートを確認し,更新できるようになっているが,Proxy環境では動かない.いまのところGUIからも設定できないので,sshで接続して,いくつかのファイルを書き換える.
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/etc/profile.d/proxy.sh
を作成する.
export HTTP_PROXY=http://proxy.example.com:8080
export HTTPS_PROXY=http://proxy.example.com:8080
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/etc/init.d/nanokvm
の修正
以下の内容を先頭付近に追加する.これでproxyに関する環境変数が設定された状態でnanokvmが起動する.
source /etc/profile.d/proxy.sh
タイムゾーン
/etc/timezone
をAsia/Tokyo
に変更