今回は以下の本を読み終えたため、まとめと感想を記事にいたしました。ご興味を持たれた方は、お手に取って読んでみてください。
本の概要
タイトル
「Team Geek Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか」
内容
人間関係について技術本としてではなく、自己啓発本としての部類で、主に以下の2点で構成されています。
- 人間関係において大切なHRT
- HRTをベースにした仕事での対処法
まとめ
HRT
本書ではHRTを特に重要視しており、こちらの三本柱を実行することにより、チームワークや人間関係が良好になると考えられています。
HRTとは
- Humility(謙虚):常に自分を改善していくこと
- Respect(尊敬):相手を1人の人間として扱い、能力や功績を称えること
- Trust(信頼):自分以外は有能で正しいと信じること
Humility(謙虚)
仕事を進めるためにも意固地にならず、相手の意見もしっかり考慮しようということです。自分の方針に固執するような人がいるチームでは指揮や生産性が下がることが例として挙げられていました。また、謙虚になることにより、仕事や人間関係がスムーズにいくことが述べられていました。
Respect(尊敬)
相手を尊敬することは、1人の大人の人間として扱うことであるとまとめられていました。特にマネージャーはエンジニアにマイクロマネジャーを行い、子どものように扱っていることが多いことに問題提議がされていました。本書では、子どものように扱うのではなく、チームの要員として、エンジニア個々が力を発揮させるために支えることが大切だとしていました。
Trust(信頼)
信頼することの重要性や信頼により自身の仕事量を減らsetあり、善が善で返ってきたりすることが述べられていました。自分だけでコードを書けば早く終わる、ではなく、他の人にもその仕事を任せてみたりすること。他には、仕事場に来ないと生産性が下がると考えるのではなく、エンジニア自身の家での家事や仕事の生産性についてのお話を聞いてあげるなどが信頼性を築く鍵になるとしている。
感想
人間関係は所詮そんなものと諦めている部分が私にはあるので、最初はふーんと思いながら読んでおりましたが、話の展開の仕方がうまくて一貫して人間関係は「HRT」が大切なんだと学ぶ機会になりました。
本書の中で特に印象的な部分は「正しいことをして、解雇されるのを待とう。」という文章です。
正しいことを続けていれば、自分を適切に評価してくれるところは絶対あるよという意味だと私は捉えました。就活に失敗している身でしたので、大変刺さりましたね笑
お読みいただきありがとうございました🐹
私のまとめや感想からご興味を持たれた方は、ぜひ本書をお読みになってください!