この記事の概要
ユーザーインタビューのスキルアップは、とにかく経験を積むこと。
とはいえ、慣れないうちのインタビューは緊張しますよね。
今回はインタビューのトレーニング方法を、3段階で紹介します。
STEP1
先輩UXデザイナー/リサーチャーのインタビューに同席する
本を読んで、いきなり実践!も良いですが、
もし先輩のリサーチャーがいれば、アシスタントとしてインタビューに同席させてもらいましょう。
同席する際は以下の点を意識しながら、先輩のインタビューを聞いてみるとGOODです
- 被験者との話し方
- 聞き取りやすく、理解しやすい話し方
- 被験者の話の聞き方
- 傾聴、ラポール形成など、信頼関係の構築
- インタビューテクニック
- 会話の深堀の仕方
- 想定外の回答への切り返し方法
参加後は、自分だったらあの時どう質問しただろう?と振り返ってみてください。
先輩インタビュアーがいなければ、営業やカスタマーサポートの方々の
トークスキルもとても参考になりますので、ぜひ色々と聞いてみてください
STEP2
同じチームや、隣の席の人にお試しインタビューする
いきなり初対面の方にインタビューするのは緊張しますよね!
まずは同じチームや、隣の席に座っている顔見知りの方へお願いし、インタビューの練習をさせていただきましょう。
事前に練習することで、わかりづらい質問がないか、インタビュー時間が適切かを把握し、調整することもできます。
ちょっと恥ずかしいですが、ぜひFBをもらい、本番のインタビューに活かしましょう!
STEP3
自分のインタビュー風景を録画し、先輩と観ながらFBをもらう
いざ本番!とインタビューを実施する際は、議事録としてインタビュー風景を録画しませんか?
とっても恥ずかしいですが、自分のインタビュー動画を先輩UXリサーチャーに見ていただき、
率直なFBをいただきましょう。
自分自身で「あの時こう聞けばよかった・・><」と反省している点もあれば、
全く気づかなかった点をFBいただけることもあります。
FBをいただく観点として、ご自身のスキル感によって、以下の点をレビューいただけると良いと思います。
- インタビューのスキルについて
- 発見事項の精度について
- 以下に繋がる発見ができたか(下に行くほど難易度が高い)
- UI改善
- UX改善
- CX改善
など
- 以下に繋がる発見ができたか(下に行くほど難易度が高い)
インタビューでは、どれだけ事業改善に貢献できる発見ができたかが重要です。
明らかにしたい問いから、さらに踏み込んだ新たな発見ができるよう、
先輩やチームメンバーとスキルアップしていきましょう💪
まとめ
いかがでしたか?
本記事を書いている私自身、人見知りで初対面の方と話すのは苦手ですし、
最初は自分でも聞きたいことがまとまらないまま曖昧な質問をしてしまい、
回答者にも何度も聞き直され・・と、たくさん失敗してきましたが、
やり続けることで確実にスキルアップできました
インタビュアーとして一人前になるには、50人、100人とインタビューを行うことと仰る方もいるように、
インタビューはとにかく実践あるのみです!
最初は皆うまくいきませんから、たくさん失敗して経験を積みましょう💪