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データを取得するために、何気なく使用していた、findメソッド・whereメソッドそれぞれから得られる結果の違いについて

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バージョン

  • ruby 3.2.2
  • Rails 6.1.7.6

データを取得するために、深く考えずに使用していたfindメソッドとwhereメソッド。だが、スクールで課題に取り掛かっていた時に、得られる結果に奥深い違いがあることを知り、追求したくなったので、とりあえず現時点でわかったことをまとめたいと思います。

今回、tasksテーブルが以下のように定義されている。

name content created_at updated_at 以下、関係ないので省略...

あるタスクの内容(content)のデータを取得しようとwhereを使ったら、エラーになった!!なぜだ!!

task.content という形で、あるタスクの内容のデータを取り出すために、まず、
task = Task.find(39)として、idが39のデータを取り出そうとしたが、この日の私は、最近findばかり使用しているから、whereにも慣れたいなと考え、whereを用いてデータを取得した。

task = Task.where(id: 39)

そして、

task.content

を実行すると、
スクリーンショット 2024-01-28 12.56.59.png
エラーになってしまう!!なぜだ!!idが1つしかないから、変数taskには1つのデータしか入ってないはずなのに。
そこで、今度は、findで行ってみる!
スクリーンショット 2024-01-28 13.04.37.png

今度はちゃんと、task.content=「ホットケーキ」が取得できた!

同じように1つのデータを取得していると思ってたけど、データの形に違いがあるみたい!!

調べてみた!
まず、findの方。
スクリーンショット 2024-01-28 13.11.47.png

一方、whereの方
スクリーンショット 2024-01-28 13.12.35.png

whereで取得した方は
ActiveRecord::Relation となっている!

ActiveRecord::Relation に入る前に、ActiveRecordを復習

ActiveRecord::Relationの理解に入る前に、ActiveRecordについても復習しておく。
ActiveRecordとは、Rubyのオブジェクト(Object)とリレーショナルデータベース(Relational Database)の対応づけ(Mapping)を行っている。
オブジェクト(Object)とリレーショナルデータベース(Relational Database)の対応づけ(Mapping)のことを、ORMという。つまり、ActiveRecordとは、Ruby on RailsORMであるということ。

わかりやすく説明すると、Ruby on Railsにおいて、DBの操作をするために、Ruby言語を用いてDBのテーブルとのデータのやりとりを行うことができるライブラリのことをActiveRecordという。

そして、ActiveRecord::Relationとは??

私と同じように、この違いを疑問に考えた方の記事やActiveRecord::Relationに関する記事があったので、それを元にまとめてみます。

まず、
そもそも、
今回のwhereのような、ActiveRecord::Relationを返すメソッドというのは、メソッドを実行した時点で、データベースに対して、
「指定したデータを持ってきて〜」というクエリが、まだ発行されていないらしい!
逆に、findの方は、メソッドを実行した時に、
「指定したデータを持ってきて〜」というクエリが発行される
ので、変数の方に(今回は変数task)データが代入され、task.contentで値を取り出すことができる!

今までよく使用した「all」 「order」メソッドも、where同様、 ActiveRecord::Relationを返すメソッド とのこと。

「find_by」「last」「first」などは、findと同様、クエリがメソッド実行時に発行され、データを見つけて取ってきてくれるメソッドとのこと。つまり、 配列やオブジェクトを返すメソッド


find、find_by、whereの違いから引用

find、find_byメソッドは、検索結果のインスタンス(オブジェクト)(簡単にいうと、検索結果のデータがつまったもの)を返すが、
whereメソッドは、検索結果をオブジェクトとして返しているのではなく、検索するためのプログラムを発生させ、結果を表示しているだけの状態(うまく説明できない・・・)

もう少し噛み砕くと、whereの方は、データを引っ張ってくる準備をしただけ(検索するためのプログラムを発生させ、結果を表示しているだけの状態)で、データそのものは変数taskには入らないが、findの方は、検索結果のデータを引っ張ってきて、データが入ったインスタンス変数を作ってくれるらしい!



なるほど〜〜〜!なんとなく、わかった!!
そして、何気なく使用していた、findとwhereだけど、今後は使い分けに注意していこうと思いました!
また、
プログラミングって奥深いと実感!まーだまだこれからも学ぶことが沢山あると実感しました!

参考にさせて頂いた記事

find、find_by、whereの違い
ActiveRecord::Relationのメソッドが何を返すのか

とても勉強になりました。ありがとうございました!

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