はじめに
はじめまして、札幌の大学院生で最後の学生生活満喫中のわかなおです。Flutter大学というコミュニティに所属しておよそ2年間の月日が経ちました。そこでFlutter大学で体験した2年間の出来事を時系列順に振り返ろうと思います。もし入ろうか迷っている方がいたら参考になれば幸いです。
たまには技術以外の話でもいいじゃない。
Zennで記事書いてます!
大学4年生の夏にKBOYと出会う
出会うと言っても僕がYouTubeで勝手に動画を見つけただけですがね!
今思えばこれが僕の人生の転機でした。2年前、エンジニアYouTuberがブームで発信者の多くは「プログラミングはすごい!」「プログラミングは稼げる!」と騒ぎ立てていました。そんな中KBOYさんという男は等身大のエンジニアとしての自分を発信しており「エンジニアぶっちゃけ辛いよ」とか「年収こんくらいだよ」や「エンジニアのこういうとこが素晴らしい」などなど、これがまあ視聴者と目線が近くて面白い。当時For文のFくらいしか知らないような僕でしたが、このYouTubeを見てエンジニアになってみたい!と強く思うようになりました。
そのタイミングでFlutter大学というオンラインコミュニティがスタートし,僕はエンジニアを目指して入ることとなったのだ。。。!!!
共同開発で3ヶ月でアプリリリース
コミュニティに入った当時の技術力はほぼ皆無。変数とかFor文とかわかるけどどうやってアプリは作れるの??という状況。
そんな中コミュニティ内で共同開発というものが開催されるではないか。
当時の僕は「一人で勉強しててもラチがあかん!一緒に作る人見つけて頑張るぞ!」とこの共同開発で作りたいアプリを発表し一緒に作ってくれる人を募集してみました。幸いなことに2人も一緒にアプリを作ってくださることになり共同開発を経験することができました。2人には本当に感謝していて彼らが一緒に作ってくれていなかったら僕は今頃プログラミングをやっていないかもしれません。
こちらが共同開発でリリースしたアプリです。初めてのアプリをリリースできた時は気絶するほど嬉しかったことを覚えています。今となっては難しくはないアプリでコードも汚いのですが、アプリ開発の基礎をこの共同開発で経験することができました。結局は「手を動かして実際に作ってみること」が大切なのだと実感できました。
仕事としてアプリ開発を初経験
共同開発でのアプリリリースから数ヶ月後、なんとKBOYさんから「仕事でアプリ開発を手伝ってくれないか?」と声をかけていただきました(当時の居住地が同じ札幌だったのでご飯行ったりスノボ行ったりしてた)。当時のKBOYさんは技術力がミジンコの僕にお金を払ってアプリ開発の経験と成長の機会を与えてくれました。若者に投資してくれたのです。そこで開発したアプリがこちらです。
KBOYさんと、札幌のFlutter大学に所属しているサウナーエンジニアさん(凄腕ハンドボーラーでもある)と僕の3人で開発しました。仕事としての緊張感を持った開発、現役エンジニアによるコードレビューなど、これらの環境が僕をエンジニアとして一歩踏み出させてくれました。感謝しかありません。
企業でのサマーインターンに参加
共同開発、仕事としてのアプリ開発を経て多少の成長を遂げた僕は、次のステップとして学生向けに行われている有名企業の夏休みのインターンに応募することとなりました。Flutter大学から羽ばたく初めての瞬間です。開発経験がFlutterのみで募集企業が少なかったりコーディングテストでボッコボコにされたりと色々あったのですが、最終的には2社×2週間のサマーインターンに参加することができました。
インターンでは2社とも実際にアプリ開発に参加し「難しすぎワロタ」と感じると同時に、既に広く使用されているアプリの完成度に驚きを覚えました。1社目のインターンは最もキツかった2週間でしたが、その分知らないことにたくさん触れることができ最も成長できた2週間だったなと感じています。やっぱり未知の環境に飛び込むの大事ですね。みんなも迷ったら挑戦してみよや。
個人開発でそこそこの完成度のアプリをリリース
インターンでさらなる成長を遂げた僕は、今まで培った技術を結集してアプリを個人で作ろうと思いました。そこで開発したアプリがこちらです。
二郎好きには刺さるニッチなアプリとなっているので興味があれば入れてみてください!
オフ会、交流会に参加し知り合いエンジニアの知り合いできまくり
Flutter大学では定期的にオンライン交流会、不定期的にオフ会が開かれています。
オフ会オンライン交流会には現役のエンジニアはもちろん、それ以外の職種の方、学生など、さまざまな方が参加しています! 学生の僕は暇なので全国各地を飛び回り(というほどではないが)、大阪や福岡、札幌のオフ会などに参加しました。オフ会に参加される方は皆アクティブで優しい兄ちゃんばかりで、学生ということで可愛がってくれています(と信じています) 仲良くなったエンジニアの方の1人とはなんと、来年新卒で入社する会社が入ってるビル(職場)が同じという偶然。もはやFlutter大学の繋がり、運命を感じずにはいられません。Flutter大学に入ったことで学生のうちから素晴らしい大人の方達と出会えることができました。ホンマ最高やねん。
新卒でエンジニアとして東京進出
「共同開発、仕事でのアプリ開発、インターン、個人開発」を通じて成長を遂げた僕は満を辞して、エンジニアとしての就職活動を始めます。結果として2023年の4月から東京の企業でエンジニアとして採用をしていただくことができました。大学4年生のプログラミング未経験の頃から比べると想像もできないような嬉しい結果を得ることができました。この結果はFlutter大学がなければ得られなかったと思っています。誰に対しても素晴らしい影響をもたらすとは思っていませんが、成長したいと本気で思って行動を起こす人たちにとってはFlutter大学は拠り所となり成長の場となると思っています。来年からエンジニアとして働くことがとても楽しみです。
大学院生兼フリーランスエンジニアとして働いた
修士2年の夏から秋にかけて大学の研究の傍ら,お仕事を請け負わせていただきました。詳細は省きますが、フリーランスとしての働き方、クライアントが求めるレベルでの期日が決められた開発、実際にアプリが運用されている場面を見ることができたこと、など普通の大学生では経験できないことをたくさん経験させていただきました。本当に感謝しかないです。この経験を自分のものにしさらに成長したいと強く感じています。がんばるぞっ♡
僕にとって 「Flutter大学とは」
最後になりますが、僕にとってFlutter大学とは「エンジニア人生の基盤」ですかね(スガシカオ~♪)
僕のエンジニア人生とFlutter大学は切っても切れない関係です。エンジニアとしても人としても成長できる機会がFlutter大学にはありました。まだまだエンジニアとしては未熟で勉強しなければならないことばかりですが,ここでの経験をもとにエンジニアとしても人としてもさらに成長していきたいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます!それでは筋トレ行ってきます。