Azure Function で Slash Commands 作ってみた

Azure FunctionでSlash Commands を試してみる。
(Slash Commands は /command のフォーマットで、任意のコマンド機能)

Function App を作成する

Marketplace から [Function App] を検索して、選択する。

アプリ名やサブスクリプション、プランなど設定して、作成する。

Function を作成する

[+ 新しい関数] から [GenericWebHook-CSharp] を選択し、関数名を指定して作成する。

今回は単純な現在時刻のメッセージを返すだけの Slash Commands を作る。
開発タブで以下のようにコードに変更する。

using System;
using System.Net;

public static async Task<object> Run(HttpRequestMessage req, TraceWriter log)
{
    return req.CreateResponse(HttpStatusCode.OK, new
    {
        text = DateTime.Now.ToString(),
        response_type = "in_channel",
    });
}

統合タブでモードを [Standard] に 変更する。

Slash Commands の設定

作成した Azure Function を Slack から呼び出すため、Slash Commands の設定を行う

まず、「Function App」の開発タブの [関数の URL] をコピーして置く。

slaskの画面より[Apps & integrations] をクリックして「Slack App Directory」に移動する。
「Slash Commands」 を検索して、Integrationとして追加する。

コマンド名を指定して、[Add Slash Command Integration] をクリック。

URL に 上記でコピーした [関数の URL] を設定する。

[Add integration] をクリックしてSlash Commandsを登録する。

実行してみる

Slack のチャット画面で '/now' と入力すると。。

Azure Function から 以下のように応答してくれる。