#リストからの要素の取り出し
for文を使うことで簡単にリストから要素を取り出すことができる。PythonのFor文はイテラブルに対して繰り返しを行うことができるため、リストから要素を取り出すには以下のように書く。
drink=["coffee","tea","milk"]
for x in drink:
print(x)
coffee
tea
milk
このようにイテラブルから要素を一個ずつ取り出すようなfor文をforeach文という。
#要素の取り出しとカウント
要素を取り出すと同時に何番目に要素を取り出したかをカウントしてみる。
i=1
drink=["coffee","tea","milk"]
for x in drink:
print(i,x)
i+=1
1 coffee
2 milk
3 tea
上のプログラムではdrinkというリストに3個の要素があるため1,2,3とカウントしながら要素を取り出すことができた。このプログラムでもカウントしながら要素の取り出しができるが、もっと簡単に書く方法もある。
#enumerate関数
enumerate関数を使うことで要素を取り出す際に何番目に取り出したかがすぐに分かる。同じようにdrinkのリストから3個の要素を取り出してみる。
drink=["coffe","tea","milk"]
for a,b in enumerate(drink,1):
print(a,b)
1 coffee
2 tea
3 milk
enumerate関数を使うことで要素の取り出しとカウントを行う処理を簡潔に書くことができる。
enumerate関数は以下のように使う。enumerate関数は要素を取り出し、カウントと要素をタプルで返す。
変数aにはカウントが代入され、変数bには要素が代入される。またenumerate関数にはカウントの開始値を指定することができる。
for 変数a,変数b in enumerate(イテラブル,開始値):