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QAの私にとって心強かった、バグを出さないエンジニアの特徴3つ

Last updated at Posted at 2020-12-05

バグもういやだよォォォ!!!!!!

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そんな方に読んで頂ければと思っています。

自己紹介

モチベーションクラウド開発チームでQAリーダーをしている小島です。
大規模改修から新機能実装まで幅広くテストを行うなかで、多くのエンジニアと協働する機会に恵まれてきました。

残念なことに

どれだけベテランになってもバグは出るものらしいです。

だからこそ、バグと向き合いながらどう気持ちよく開発していくかこそが大事なのだと感じました。

そう気付かせてくれたのは一緒に働いてきたエンジニアのみんなです。
一緒に働く中で「頼りになるなぁ」と感じたエンジニアの特徴と感謝をまとめます。

1. 重要な要件に熱量を注ぐ

「どこで不具合が出たら重大なインシデントになるか?」
「ユーザー価値の肝となる要件はどこか?」

と問い続けながら実装を進めてくれるエンジニア。

限られた時間の中で重要な機能を判別し実装戦略を立てる方は、バグが出ても顧客影響が軽微な場合が多いです。
裏を返せば、重要ではないと判断した要件は必要に応じリリース速度を重視して下さることもあります。
ザ・目的立脚。

「ユーザー目線で実装する」と言うだけなら簡単ですが、
コード1行1行のどこがユーザーにとって重要なのかを考えるのはそう簡単なことではないはずです。すごい。

2. 不安点を積極的に共有する

「この辺の機能がちょっと不安なんだよね。ちょっと厚めにテストしてくれない?」
「トランザクションまわりで考慮漏れしやすいから、クエリログまで見てくれない?」
と頼ってくれるエンジニア。

エンジニアとテスト担当が同じ課題を見て進められるからこそ、一緒に働いていて一切不安を感じさせません。

特に実装の癖や考え方の傾向を鋭く自己分析している方はスマートな頼り方をしてくれます。
ここまでくると、弱みを相互補完できる関係を構築する能力なのかもしれません。

息が合いすぎて「我々はゴールデンコンビなのでは!」と運命さえ感じましたが、きっとみんなにそう思わせてしまう凄さがあるんだと思います。

3. バグを直すチャンスに貪欲

「リリースまでにここまで直し切ろう!」
「ここの時間削れたら、あと1個バグ改修できる!」

と、プロダクトをここぞとばかりに磨き上げるエンジニア。

常に計画の隙間を縫って良いプロダクトをつくろうと行動して下さる方がいると、プロダクトの質を高めることに対するチームの熱量が一気に変わります。
納得のいくプロダクトをつくることに誇りを持っているエンジニアと働けることは、正直とても楽しいです。

バグを直すチャンスに貪欲な裏には、プロダクトやコードに対するオーナーシップの高さや「良いプロダクトをつくりたい」という思いがあるようでした。

終わりに

テストを「バグを指摘してくる人」としてではなく、「良いプロダクトを一緒につくる仲間」だと信じて下さるみんなにいつも感謝しています。

明日の記事は我らがテックリード、@vankobeの記事が配信されます!
「レビューする人も、される人も知っておきたい!開発プロセスごとのレビュー観点チェックリスト」をお楽しみに!

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