エラー内容に持っていかれすぎて、基本を忘れないようにしようというお話です。

やったこと

下記のような、postをaxiosで実行する関数をReactで作り、コンポーネントで読み込んだ上でapiサーバーにpostを実行しました。
postすることでtopicが作られます。
同じページで追加されたコンテンツを表示したかったので、再読み込みをしようとしていました。
※useStateで既存ページにアイテムを追加しても良いけど、apiから返ってくる値の調整が面倒だったので、一旦これで試してた状態。

該当の関数。


export const createTopics = (title,body) => {
    const target_URL =  `${API_URL}/create`;
    const res = axios//csrf保護の初期化
        .get(API_SANCTUM_URL, { withCredentials: true })
        .then((res) => {
            axios.post(target_URL,
                {title: title,body: body},
                {headers:
                    {'Content-Type': 'multipart/form-data',},
                    withCredentials:true,
                },
            )
        })
        return res.data;
}

呼び出し元のコード。(formのsubmitをすると走るよ）


const submit = (data:FormInputs) => {
       createTopics(data.Title,data.Body,data.Status,imgData)
       window.location.reload()
}

事象

これを実行すると、コンソールにエラーが発生。
ページの再読み込みは実行されるが、topicが追加されていません。
なお、エラー内容は以下のものです。

Uncaught (in promise)  Object { message: "Request aborted", name: "AxiosError", 
code: "ECONNABORTED", config: {…}, request: XMLHttpRequest, stack: "" }

はまったポイント

このエラーで、なんらかの原因でaxiosのrequestが中断されてる。。。ということは想像できます。
また、状態としては、createTopicsが実行される前に再読み込みが実行された状態。
ここでひとまずなんで中断されたんだ？とググりました。あまりhitはしませんが、下記のissueが見つかりました。

axios本家のissueだ、これは何か重要な情報に違いない！と読み込みます。
buttonタグにtype = buttonをつけてみて、とかfirefoxでだけ起きるよ、とかあるけれど、
そもそもaxiosはpromiseを返すということを忘れていました。

解決。

呼び出し元でasync awaitつけてthenの中で実行してみました。


 const submit = async (data:FormInputs) => {
      await createTopics(data.Title,data.Body,data.Status,imgData).then(()=>{
           window.location.reload();
       })
}

ではなかった。呼び出しもとは最初の状態に戻して、

関数自体で行う必要があります。こうですね。


export const createTopics = (title,body) => {
    const target_URL =  `${API_URL}/create`;
    const res = axios//csrf保護の初期化
        .get(API_SANCTUM_URL, { withCredentials: true })
        .then((res) => {
            axios.post(target_URL,
                {title: title,body: body},
                {headers:
                    {'Content-Type': 'multipart/form-data',},
                    withCredentials:true,
                },
            ).then(()=>{
                window.location.reload();
            })
        })
        return res.data;
}

これで、postがきちんと実行された上で、再読み込みが実行されました。

まとめ

createTopicsは非同期の処理なので、

1.axiosの処理が開始
2.1が終わる前に次の行でリダイレクト

の状態から、

1.axiosの処理が開始
2.1の処理の中で、リダイレクト

に変えた状態です。
エラーメッセージに引っ張られてaxiosの使い方、非同期の動きの基本を忘れていました！

◼️参考
https://axios-http.com/ja/docs/post_example