環境

フロント：React v18系
バック：自作APIサーバー

ReactでTanstak QueryのuseQueryを
以下の設定で行なっていました。

const {data :topics} = useQuery({
	queryKey:['topics'] ,
	queryFn:() => getTopic()
});

queryFnに定義しているクエリ関数はこちら。
topicを取得するクエリです。

export const getTopic = async() => {
	try{	
		const result = await axios.get(URL)
		return result.data
	}catch(err){
		return err
	}
}

問題点

これで正常に動いていたのですが、このクエリを使っていない別ページに遷移し、
元に戻った際に下記のエラーがconsoleに発生し、画面が表示されなくなりました。

A component suspended while responding to synchronous input.
This will cause the UI to be replaced with a loading indicator.
To fix, updates that suspend should be wrapped with startTransition.

エラー内容からググると、suspendを使え、とかusetrantisionを利用しようといった情報が見つかったのですが、それでも解決せず。（そもそもstartTrantisionをここで使うケースがあまり見当たりません）
最終的に、下記の修正で改善しました。

解決コード

const {data :topics} = useQuery({
	queryKey:['topics'] ,
	queryFn:async () => { //この2行が変更点
		return getTopic();
	}
});

この書き方であれば該当の事象は発生しなくなりました。

非同期関数を利用する場合、queryFnの関数はプロミスを返す必要があるようです。
非同期の関数なのに、queryFnで使う時に普通に書いてしまったのでコンポーネント描写を止めてしまっていた、ということなのだと思われます。
確かに公式でもasyncを使った書き方もあり、またqueryFnはpromiseを返す関数を書くものだと書かれているようです。

A query function can be literally any function that returns a promise. The promise that is returned should either resolve the data or throw an error.

では、なぜ普通の書き方もあるのか？というところは
ちょっと原因を調べきれてないですが、一旦備忘録的に記載。