3
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Microsoft Copilot Studio で、自分専用のチャットボットを作ってみた

Posted at

作ったもの

Microsoft Copilot Studio で、自分で指定した情報ソースを元に回答してくれる
自分専用のチャットボットを作成しました。
ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダムの攻略情報を教えてくれる
「ティアキンサポートくん」です。(試用版のため期限切れでアクセス不可の可能性あり)

ティアキンサポートくん

はじめに

少し前の話になりますが、4ヶ月ほど前、
Microsoft Ignite Japan に参加しました。

上記イベントで紹介されていたサービスで、
WEBページ や pdfをソースとして指定し、独自のチャットボットを作成することができる
Microsoft Copilot Studio がとても面白そうだったので、実際に触ってみました。
試用版は60日間無料 + 30日の延長が可能(未検証)です。

「職場または学校アカウント」の準備

Copliot Stidio の試用には、Microsoft の個人アカウントではなく
「職場または学校アカウント」が必要です。

また利用にあたっては、入力した情報がアメリカに送信されてしまうことから、
アカウントのグローバル管理者による許可と追加の設定が必要になっています。
(私が所属している職場のアカウントでは利用ができませんでした。)

そのため、以下のページから、一般法人向けOfficeを試用版で登録することで
「職場または学校アカウント(〜@onmicrosoft.com)」を作成します。

⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️
課金を発生させないためには、Office試用版の終了前にキャンセルが必要です。
作成したアカウントは残りますので、キャンセル後もCopilot Studio の利用が可能です。
⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️

Copilot Studio の試用版の登録

上記記事に記載されている こちら のリンクから、試用版に登録します。
前の手順で作成した「職場または学校アカウント(〜@onmicrosoft.com)」で
サインインしてください。

生成AIの利用許可設定

上記でCopilot Studio は利用可能ですが、生成AI機能が使えない状態となっています。
生成AI機能を有効化するには、Power Platform admin center での設定が必要です。
(グローバル管理者のみ有効可能です。)

サインインし、「環境」がない場合は作成します。
「環境」がある場合は、環境名をクリックします。
すると右下に、「生成AI機能」の欄がありますので、
どちらも「許可する」に変更しておきます。

スクリーンショット 2024-02-25 10.59.34.png

⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️
こちらの設定を「許可する」に変更してしまうと、
アカウントの情報がアメリカに送信されることになります。
管理者でなければ変更は不可能ですが、職場のアカウント等で変更される際は
データが送信されても問題ないかを十分にご確認いただいた上で、変更してください。
⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️

詳しくはこちらに記載があります。

ボットの作成

今回は、私がここ最近ずっとハマっているゲームである
ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダムの攻略情報を教えてくれる
チャットボットを作成したいと思います。

まずは情報の元となるページを探します。
なお、Copilot Studio では、情報元として指定できるURLは
トップから2階層までのURLに限られています。

(例)
https://AAA/BBB/ ← OK
https://AAA/BBB/CCC ← NG

上記踏まえた上で、今回はこちらのWEBページを情報元として指定します。
https://gamewith.jp/zelda-totk/

実際にしてみた様子がこちらです。(1分程度の動画となります。)

最後に

Ignite Japan で聞いた段階では日本語に未対応でしたが
日本語に対応したチャットボットを簡単に作成することができました。
なかなか職場で活用できるケースは(情報流出の観点から)難しそうですが
今後も新しいサービスがあれば手を動かして触ってみたいなと思います。

3
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?