この記事は?
この記事はN/S高等学校 Advent Calendar 2023 の22日目の記事です。
はじめまして。
学校法人角川ドワンゴ学園のnaoki_sakanoといいます。
プログラミングスクールN Code Laboの教室長を経て、今はZEN大学(仮称)(設置認可申請中)設立に向けて色々やっています。
大学の準備、大変です。詳しいことは書くことは出来ないのですが、社会からの期待も大きいと感じております。少しでも良い大学・学生生活を過ごしてもらえるよう頑張っていますので、引き続きご注目下さい。
さて、今年も何か書こう、とは思いつつも、なかなか筆が乗りません。
これは良いぞ、というものがなく、ここがすごい、と説明するのも難しいからです。
(大学のこと、色々話したいけど、話せないことばかりですから...)
ということで、普段の仕事環境について紹介しようと思います。
なんでかって?ネタがないからだよ!!
とはいえ、この記事のタイトル、下駄箱ってなんやねん…(ドン引き)となっている方も多いと思いますので、早速入っていきましょう。
前提
私の仕事は業務の性質上、オフィスと自宅を半々くらいの割合で仕事をしています。
なので、普段から自宅でも仕事が出来る環境を構築しているわけです。
で、仕事部屋はプライベート空間でもあるため、↓に掲載する写真なんかは私物しか映っていないので、そこはご了承下さい。
(一応、会社系のものは片付けた状態です。)
私の仕事部屋
狭い!と思った方、正解です。
この部屋の本当の名前はシューズインクローゼットといいます。
シューズインクローゼットとは何か、ググってみるとこう書いてあります。
シューズクロークとは、玄関まわりで使うアイテムを収納するスペースを指しており、土間収納・シューズクローク・シューズインクローゼットと呼ばれることもあります。玄関に隣接して設けられていて、シューズクロークのタイプによっては土足で出入りすることが可能です。
PO HAUS:シューズクロークの種類や設置するときのポイントは?【おしゃれな実例11選】を紹介!
つまり、下駄箱です。
この写真だと映っていないのですが、左の壁はマンションの廊下と面しており、右の壁とトイレと面しています。
そして、ゲーミングチェアがあります。
ここは、昔はベビーカーが置いてあった場所です。
上にはたくさんの本が置いてありますね。
こちらがシューズインクローゼットらしく、靴置きとなっております。
左側には多少のスペースがあり、左側にも靴が置かれています。
なんで下駄箱で仕事してるの…?(ドン引き)
子どもの乱入を防ぐ手段がこの部屋しかなかったから、です。
コロナ初期の頃、どこもかしこも自宅でのリモートワークに迫られ、私もその一人でした。
さて、どこで仕事をしようか。
リビングは子どもの遊び場になっています。
ベランダはどうか。冬は寒いし、何より会議が筒抜けになるので論外です。(あと子どもに閉じ込められる可能性もあります)
浴室はすっごく響くし、湿度もすごいです。
トイレは仕事をするところではありません。
悩んだあげくに出てきたのが、**「そうだ下駄箱(シューズインクローゼット)で仕事しよう」**でした。
試しに靴を避けて折りたたみのイスを置いてみるとなんということでしょう。テレカンブースができあがりました。
さて、このテレカンブース、色々と足りないものが出てきましたので、用意することとなります。
- 無線LANが届かなくなったので、ルーターを新調し、古いルーターを下駄箱内に設置した
- 延長コードで電源を引っ張ってきた(写真右手のケーブル)
- 無線LANは結局増幅してくれないので、15mのLANケーブルを買ってきて、天井を這わせて下駄箱に有線LAN環境を用意した(写真右手のケーブル)
- 27インチのモニターを設置した(寸法上左右の余白は2cmです)
- マイク、Webカメラ等の会議環境を構築した
- ちなみにドッキングステーションを使っているので、仕事をするときは仕事用PCを持ち込んで、typeCケーブルを差し替えるだけで完了します
そして、極めつけとして壁に穴を開けて換気口を作りました。
しばらく仕事をしていると頭が痛くなることが頻発するようになりました。
最初は気のせいと思っていたのですが、この部屋で仕事をすると頭が痛くなる。なぜだ。
そして、気がつくのです。
下駄箱は人間が仕事をする環境ではない(名推理)
下駄箱は人間が生活することを想定していないので、換気口がなく、空気が循環しません。
よって、二酸化炭素濃度があがります。
もしやと思い、二酸化炭素濃度計を購入してしらべてみました。
二酸化炭素濃度って1000ppmを超えると頭痛や注意力散漫などの症状が超えるのですが、測ってみたところ余裕で2000ppmを安定してオーバーしていたので、人間が住める環境ではないことが明らかになりました。
そのため、上の壁に穴を開けまして、換気口を用意、部屋の中からデスクトップPC用のファンを取り付け、USBで給電することでファンが回り、吸気できるようにしました。
ただ、換気扇って吸気と排気ができてようやくまともに動作するのですが、吸気口しかありません。
なので、結果的に扉を開けて仕事をすることで回避しています。
覚えておいてください。
これを本末転倒といいます。
ちなみにこの家はちゃんと買った持ち家なので、大家は自分です。だから壁に穴を開けているわけです。良い子じゃなくても真似しない方がよいです。
結局劣悪な環境なのか?
ここまで話すと、劣悪な環境にしか見えないのですが、案外住めば都で、仕事をしていると、周囲にものもないためか思っていたよりも集中できます。
子供たちを寝かしつければ、ここが私の楽園となり、読書をしたり、勉強をしたり、プログラムを書いたりなど色々できます。
一度座れば、ゲーミングチェアという長時間の座り作業に耐えれるようになり、目の前はPC画面とHHKBだけが広がります。
疲れたらアレクサもいますので、最新j-popも流せます。
あと、地味にピカチュウのぬいぐるみもありますので、ピカチュウに見守られながら仕事をするのも案外悪いものではありません。
最後に
いかがだったでしょうか。
自分の部屋を作って仕事をするというのは実に良いものです。
次に戸建てを買うときはもうシューズインクローゼットで仕事をするような馬鹿な真似だけは絶対にしないぞと心に誓います。
みなさんも家を買うときはよく計画を立てて下さい。
サンタさんへ、今年は頑張ったから六本木あたりに床面積100m^2以上の戸建てをください。
来年もいい子にしようと思います。