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【これさえ使えれば大丈夫】よく使うgitコマンド全集

Last updated at Posted at 2016-05-24

#はじめに
gitコマンドを、使用しそうなシーン別にまとめてみた。
これ以外にも様々なコマンドやオプションや存在するので、詳しくは公式のリファレンスを参考に。

gitの現状を確認する

version

バージョン確認
$ git --version

###help

ヘルプの表示
$ git help <name_of_command>

###status

コミット対象として指定されたファイルを確認
$ git status

log

全コミットログを確認
$ git log 
特定ファイルのコミットログを表示
$ git log <name_of_file>

###config

現在の設定を確認
$ git config

###show

指定対象の情報を確認
$ git show <object>

レポジトリに対する操作

###init

ローカルレポジトリの作成
$ git init

###remote

リモートレポジトリの作成
$ git remote add <name_of_repositry> <URL_of_repositry>
リモートレポジトリ一覧の表示
$ git remote
リモートレポジトリを削除
$ git remote remove <name_of_repositry>

###clone

リモートレポジトリをクローン(ローカルレポジトリが同時生成される)
$ git clone git@github.com:hogehoge...

##ブランチを操作する

branch

ブランチ一覧の表示
$ git branch
ブランチの作成
$ git branch <new_branch_name>
ブランチの名前変更
$ git branch -m <old_branch_name> <new_branch_name>
ブランチの削除
$ git branch -d <name_of_branch>
リモートのブランチ(ローカルには無いもの)を新しくローカルにコピー
$ git branch [local_branch_name] origin/[remort_branch_name]
#(ローカルでのチェックアウトも行う場合は branch -b で実行)

checkout

ブランチのチェックアウト(切り替え)
$ git checkout <wanna_channge_branch_name> 
ブランチを新規作成し、そのブランチにチェックアウト
$ git checkout -b <new_branch_name>
指定ファイルを作業ツリーに取り出す(ブランチのチェックアウトは行わない)
$ git checkout <name_of_file>
履歴を戻って、そこからブランチを作成
$ git checkout [commit_id] -b [new_branch_name]

##プルする
###pull

リモートレポジトリの内容をpull(指定がない場合はoriginが自動選択される)
$ git pull <name_of_repository>
プル実行後に自動コミットを行わない
$ git pull <name_of_repository> --no-commit

##変更点を確認する

diff

現在の作業ツリー内で、まだindexにあがっていないファイルの変更点を表示
$ git diff
指定ファイルの変更履歴を表示
$ git diff <name_of_file>
2コミット間の指定ファイルの差分を表示
$ git diff <commit_ID> <commit_ID> <name_of_file>

fetch

リモートレポジトリの情報をローカルにダウンロード(.git内のFETCH_HEADに保存)
$ git fetch
フェッチ対象を指定して実行
$ git fetch <name_of_repository>

##ファイルを検索する

###grep

リポジトリ内から指定テキストに合致するファイルを探し、合致した行を表示
$ git grep <condition_of_search> 
$ git grep <condition_of_search> -chched (インデックスを対象に)
$ git grep <condition_of_search> -no-index (管理対象外ファイルを検索)

##ファイルの名前を変更する
###mv

ファイル名を変更する
$ git mv <old_name> <new_name>

##変更点を一時保存する
###stash

作業ツリーの変更点をstashに保存
$ git stash save <"message">
stashのリストを確認
$ git stash list
スタッシュを復元(指定がない場合は最後のスタッシュ)スタッシュは破棄する
$ git stash pop <name_of_stash>
最後のスタッシュを復元、スタッシュ自体は残る
$ git stash apply
stashを削除
$ git stash drop <name_of_stash>

##ファイルを削除する
###rm

ファイルを削除する(この履歴をコミットすることでリモートにも反映される)
$ git rm <name_of_file> <name_of_file> 
拡張子をしていして、まとめて削除する(例では拡張子txtをまとめて削除)
$ git rm *.txt 

##コミットを打ち消す為のコミットを行う
###revert

指定したコミットにおける変更を打ち消すコミットを実行
$ git revert <commit_ID>

##コミットやaddを取り消す
###reset

indexにあがったファイルの情報を取り消す(作業ツリーには影響なし)
$ git reset <name_of_file>
指定ファイルに関して、indexの内容を指定コミット時の状態まで戻す
$ git reset <commit_ID> <name_of_file>
作業ツリー、indexどちらも変更なしでコミットを取り消す
$ git reset --soft <commit_ID>
indexのみリセットしてコミットを取り消す
$ git reset --mixed <commit_ID>
indexをリセットし、作業ツリーを指定コミットの状態まで戻す
$ git reset --hard <commit_ID>
indexから指定ファイルを取り除く
$ git reset HEAD [file_name]

オプションに関しては、こちらが詳しくまとまっています。

  • やってしまったコミット(だけ)をなかったことにしたかったら、--soft
  • addもなかったことにしたかったら、オプションなし
  • ファイルの変更自体をなかったことにしたかったら、--hard

言い換えると

  • 現在のファイルの中身が変わっちゃ困るなら、--hardはやっちゃダメ
  • addしたものを忘れられちゃこまるなら、オプションなしでは危ない。--softをつけよう。
  • コミット位置を変えたくないなら、git reset使うな…ではなく、戻す先をHEADにしておけば安心。

なのだそう。

##タグを付ける
###tag

タグ情報の表示
$ git tag
直前のコミットに対してタグを付ける
$ git tag <name_of_tag>
コミットを指定してタグ付けを行う
$ git tag <name_of_tag> <commit_ID>
タグを削除する
$ git tag -d <name_of_tag>
タグを検証する
$ git tag -v <name_of_tag>

コミットする

add

コミットするファイルを指定して、indexにあげる
$ git add <name_of_file>
全ての変更をindexにあげる
$ gid add . 
ディレクトリを指定し、その配下のファイルを全てindexにあげる
$ git add <name_of_directry>/ 

commit

indexのファイルをコミットする
$ git commit -m <commit_message>
変更されている全てのファイルを、インデックスに上げる過程を省いてコミット
$ git commit -m <commit_message> -a  
直前のコミットを変更する形でコミット
$ git commit --amend

##コミット履歴を書き換える
###rebase

指定ブランチで行ったコミットを、その派生元ブランチに適応させる
$ git rebase <base_branch_name> <name_of_branch>
rebase中の競合発生した場合、今までの作業を全て中止する
$ git rebase --abort <base_branch_name> <name_of_branch> 
rebase中の競合発生で中断した作業を、続きから再開させる
$ git rebase --continue <base_branch_name> <name_of_branch> 

プッシュする

push

変更をリモートにプッシュする(指定が省略された場合はoriginが選択)
$ git push <name_of_repositry>
ローカルに存在する全てのブランチをプッシュする
$ git push --all
ローカルブランチがリモートブランチの子孫でない場合も、強制的にプッシュ
$ git push <name_of_repository> -f

##プルリクエストを出す
###request-pull

プルリクエストを出す(指定レポジトリに対して、最初のコミットから最後のコミットまで)
$ git request-pull <first_commit_ID> <URL_of_repository> <last_commit_ID>

マージする

###merge

ブランチを指定してマージ
$ git merge <name_of_branch>
競合を起こした場合、マージを中止して元の状態に戻す
$ git merge --abort

###mergetool

マージ時に発生した競合を解決するためのツールを起動
$ git mergetool -t <name_of_tool>
使用できるツール一覧を確認
$ git mergetool --tool-help
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