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【2025年最新】Postman代替APIテストツール最新ランキング

Last updated at Posted at 2025-07-02

はじめに

みなさん、こんにちは!新卒でバックエンド開発者として入社した当初、APIのテストに四苦八苦していた日々を今でも鮮明に覚えています。「このエンドポイントが正しく動いているか確認して」と言われて、手作業でリクエストを送り、レスポンスを確認する...そんな単調な作業の繰り返しに疲れ果てていました。

ある日、先輩から「Postmanを使ってみたら?」とアドバイスをもらい、APIテストツールの存在を知りました。それからというもの、APIテストの効率が劇的に向上し、今では様々なツールを使いこなせるようになりました。でも最近、「Postmanの代わりになるツールはないの?」という質問をよく受けるんです。

実は、2025年現在、Postmanよりも優れた機能を持つAPIテストツールがたくさん登場しています。今日はそんな最新のAPIテストツール10選を、実際の使用体験を交えながら紹介します!

APIテストの重要性:なぜ今、注目されているのか

APIは現代のソフトウェア開発において欠かせない存在となっています。様々なアプリケーション間の通信を可能にするAPIですが、その複雑さが増すにつれて、正確性、信頼性、パフォーマンスの確保が重要な課題となっています。

私の経験から言うと、APIのバグは発見が遅れるほど修正コストが跳ね上がります。開発の初期段階でAPIをしっかりテストすることで、後々の大きなトラブルを防げるんですよね。

APIテストの主なメリット:

  • 早期バグ発見: 開発サイクルの早い段階で問題を特定できます
  • 品質向上: 一貫したテストにより、APIの品質が向上します
  • 開発スピードアップ: 自動化されたテストにより、開発プロセス全体が加速します
  • コスト削減: 早期の問題発見により、修正コストを大幅に削減できます

最近のプロジェクトでは、APIテストを自動化したことで、リリース後のバグ報告が約40%減少しました。これだけでも、APIテストの重要性がわかりますよね。

2025年版!最強APIテストツール10選

1. Katalon Studio

Katalon-Studio-1.png

Katalon Studioは、API、Web、デスクトップ、モバイルアプリケーションのための無料のテスト自動化ソリューションです。特にAPI/Webサービステストのための優れたツールとして急速に注目を集めています。

私がKatalon Studioを初めて使ったとき、「これ一つでこんなに多くのことができるの?」と驚きました。SOAPとRESTの両方のリクエストをサポートし、様々なコマンドやパラメータ化機能も備えています。

主な特徴:

  • SOAPとRESTの両方をサポート
  • API、WebUI、デスクトップアプリ、モバイルテストなど、オールインワンの機能
  • データ駆動型アプローチをサポート
  • 自動化テストと探索的テストの両方に対応
  • CI/CD統合をサポート
  • AssertJなどの強力なアサーションライブラリを使用した流暢なBDDスタイルのアサーション
  • 手動モードとGroovyスクリプティングモードを通じて、非技術者とプロの両方に適している
  • Katalon TestOps(テストオーケストレーションプラットフォーム)と統合可能

Katalon Studioは、600以上の好評価を得て、2020年のGartner Peer Insights Customers' Choiceのソフトウェアテスト自動化部門に選ばれました。これは、この分野での先駆的な地位を確立していることを示しています。

2. Apidog

Apidogは、API設計、デバッグ、開発、モック、テスト、ドキュメントを行うための統合プラットフォームです。私が最初にApidogを使ったとき、「これ一つでPostmanとSwaggerの良いとこ取りができるの?」と驚きました。
apidog-client-JP-1.png

以前のプロジェクトでは、API仕様書とテストツールが別々で、常に同期の問題に悩まされていました。でもApidogを導入してからは、設計からテストまで一貫して管理できるようになり、チーム全体の効率が格段に上がりましたね。

主な特徴:

  1. API設計とデバッグ: 強力なビジュアルエディターを提供し、JSONスキーマを使ってAPIを設計・デバッグできます
  2. 自動化テスト: API仕様からテストケースを自動生成し、視覚的なアサーションや組み込みのレスポンス検証機能を提供します
  3. ドキュメント生成: 美しいAPIドキュメントを自動生成し、カスタムドメインへの公開やチーム内での共有がサポートされています
  4. モックデータ: ローカルおよびクラウドのモックエンジンを使用して、フィールド名や仕様に基づいたデータモックを生成できます
  5. チームの共同作業: ブランチ機能をサポートし、メインブランチに影響を与えずに独立した変更とテストが可能です
  6. 統合と拡張: IDEAプラグインと統合されており、バックエンド開発者が直接JavadocからAPI仕様を生成できます
  7. 互換性: HTTP、REST、GraphQL、SOAPなどのプロトコルをサポートし、Postmanスクリプトも実行できます

特に日本語サポートがあるのは、日本人エンジニアにとって大きなメリットですね。英語が苦手な同僚も、抵抗なく使えるようになりました。

3. SoapUI

SoapUI-3.png

SoapUIは、APIテスト専用のヘッドレス機能テストツールで、RESTやSOAP APIを簡単にテストできます。

私がSoapUIを使い始めたのは、大規模なSOAPサービスのテストが必要だったときです。当時はRESTが主流になりつつありましたが、レガシーシステムとの連携でSOAPを使わざるを得なかったんですよね。SoapUIのおかげで、複雑なSOAPリクエストも簡単に作成・テストできました。

無料版の特徴:

  • ドラッグ&ドロップ、ポイント&クリックで素早くテストを作成できる
  • スクリプトの再利用性:負荷テストやセキュリティスキャンを機能テストケースに数ステップで再利用できる

Pro版の特徴:

  • 強力なデータ駆動型テスト:ファイル、データベース、Excelからデータを読み込み、APIとの消費者の対話をシミュレートできる
  • ネイティブCI/CD統合、非同期テストをサポート

2025年7月にリリースされた最新バージョンSoapUI 5.7.2は、GraphQLなどの追加APIプロトコルのサポート、Docker対応のコンテナ化テスト、ユーザーエクスペリエンスとセキュリティの向上など、2025年の最新APIテスト要件に適した大幅なアップグレードが施されています。

4. Hoppscotch(旧Postwoman)

Hoppscotch-4.png

Hoppscotchは、API開発を支援するオープンソースのツールです。Postmanの代替として、開発者はAPIの構築、テスト、監視を効率的に行うことができます。

私がHoppscotchを気に入っている理由は、そのシンプルさとスピードです。Postmanは機能が豊富ですが、時々重く感じることがありました。その点、Hoppscotchは軽量で高速、しかも必要な機能はほとんど揃っています。

主な特徴:

  • オープンソース: 自由に利用、カスタマイズが可能です
  • API開発支援: APIの構築、テスト、監視を包括的にサポートします
  • GitHub連携: GitHub Actions、Packages、Securityなどと連携し、開発プロセスを効率化します
  • AI支援: GitHub Copilotとの連携により、コーディング効率を向上させます
  • プロジェクト管理: IssuesやDiscussions機能でチームコラボレーションを促進します
  • 環境構築: Codespacesとの連携で、迅速な開発環境構築が可能です

Webベースで使えるので、インストール不要なのも魅力的ですね。チームの新メンバーも、すぐに使い始められました。

5. Rest-Assured

Rest-Assured-5.png

Rest-Assuredは、RESTサービスのテストをより簡単にするオープンソースのJavaドメイン固有言語です。

Javaをメインで使っているプロジェクトでは、Rest-Assuredが非常に重宝しています。テストコードがJavaで書けるので、開発コードとテストコードを同じリポジトリで管理できるのが大きなメリットです。

主な特徴:

  • 多くの組み込み機能があり、ゼロからコードを書く必要がない
  • Serenity自動化フレームワークとシームレスに統合でき、UIとRESTテストを一つのフレームワークで組み合わせて素晴らしいレポートを生成できる
  • BDD Given/When/Then構文をサポート
  • HTTPの専門家である必要はない

2025年7月現在、Rest-Assuredの最新バージョンは5.5.5で、2025年5月22日にリリースされました。全体として、5.5.5バージョンは主に安定性、互換性、セキュリティの修正に焦点を当てながら、豊富なテスト機能とクロス言語拡張のサポートを継続し、最新のREST API自動化テスト要件を満たしています。

6. Karate DSL

Karate-DSL-6.png

Karate DSL(Karate Domain Specific Language)は、IntuitのPeter Thomasによって開発されたオープンソースの統合テスト自動化プラットフォームです。APIテスト、APIパフォーマンステスト、APIモック、UIテストを一つに統合しています。

私がKarate DSLを初めて使ったとき、「これはJavaを知らなくても使えるのか!」と驚きました。テスト担当者がプログラミングに詳しくなくても、簡単にAPIテストを作成できるのは大きな利点です。

主な特徴:

  • Cucumber-JVMの上に構築されている
  • 標準的なJavaプロジェクトのようにテストを実行し、レポートを生成できる
  • Javaの知識がなくてもテストを作成できる
  • プログラマーでなくても簡単にテストを書ける
  • 設定の切り替え/ステージング、マルチスレッドの並列実行をサポート

2025年現在、Karate UI 1.5.0は独立したMavenコンポーネントとして、強力なWebSocketサポート、豊富なデスクトップとUI自動化機能、最適化されたレポート体験を備え、現代の自動化テストのための効率的なツールとなっています。

7. Apigee

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Apigeeは、クロスクラウドAPIテストツールで、APIのパフォーマンスを測定・テストし、Swaggerなどのエディターを使用してAPIを構築・サポートできます。

Googleが提供するサービスということもあり、大規模なエンタープライズプロジェクトでよく使われています。私も大手企業のプロジェクトで使用した経験がありますが、特にAPI管理の面で優れていると感じました。

主な特徴:

  • JavaScriptを活用したマルチステップ機能
  • APIの設計、監視、デプロイ、スケーリングが可能
  • APIトラフィック、エラー率、応答時間を追跡してパフォーマンスの問題を特定
  • Open API仕様からAPIプロキシを簡単に作成し、クラウドにデプロイ
  • クラウド、オンプレミス、またはハイブリッドデプロイモデルを単一のコードベースで実現
  • アプリとAPIのためのPCI、HIPAA、SOC2、PIIに対応
  • デジタルビジネスとそれを支えるデータ豊富なモバイル駆動型APIとアプリのために特別に設計されている

2025年のApigeeは、従来のAPI管理ツールから、セキュリティ、インテリジェンス、クラウドネイティブを統合したフルライフサイクルAPI管理プラットフォームへと進化し、現代のデジタル化とマルチクラウド環境のニーズにより適応しています。

8. Swagger

Swagger-8.png

Swaggerは、Open API仕様から直接、機能、セキュリティ、パフォーマンステストを開始できるAPIテストツールです。

私がSwaggerを使い始めたのは、APIドキュメントの自動生成が目的でした。でも使っているうちに、テスト機能も非常に便利だと気づいたんです。特にフロントエンド開発者とのコミュニケーションが格段に向上しました。

主な特徴:

  • OpenAPI 3.1以上の仕様を完全にサポートし、Swagger Hub Domains機能でチームのAPI部品の再利用と共有が容易
  • インタラクティブなAPIドキュメントと組み込みテスト機能により、ドキュメントインターフェースから直接リクエストを送信し、レスポンスを検証可能
  • アサーションとモックデータの自動生成で、テストの自動化と精度を向上
  • REST、SOAP、GraphQLなど多様なサービスタイプをサポート
  • CI/CDパイプラインとの統合で自動回帰テストをサポートし、APIの配信と品質保証を加速
  • チームコラボレーションとバージョン管理機能の改善で、大規模チームのAPI生命周期の統一管理が容易

2025年のSwaggerは、API設計と機能テストの第一選択肢であり続け、効率的なコラボレーションと標準化されたAPI管理を必要とするチームに特に適しており、高品質なAPIの迅速な構築と検証を支援します。

9. Tricentis Tosca

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Tricentis Toscaは、アジャイルとDevOpsのための継続的テストプラットフォームです。

大規模な企業プロジェクトでは、Tricentis Toscaのような包括的なテストプラットフォームが重宝されます。私も以前、金融系のプロジェクトでToscaを使用しましたが、特に回帰テストの効率化に大きく貢献しました。

主な特徴:

  • HTTP(s)、JMS、AMQP、Rabbit MQ、TIBCO EMS、SOAP、REST、IBM MQ、.NET TCPなど多くのプロトコルをサポート
  • アジャイルとDevOpsサイクルに統合
  • モデルベースのテスト自動化で再利用性と保守性を最大化
  • APIテストをモバイル、クロスブラウザ、パッケージアプリなどで使用可能
  • 新技術で持続可能な自動化を実現
  • 回帰テストの時間を短縮
  • インタラクティブテストにより、テストマネージャーはTosca環境を設定することなく手動テストを実行し、結果を収集可能

Tricentis Toscaの最新バージョンはTricentis Tosca 2024.2 LTSで、2025年初めにリリースされた長期サポートバージョン(LTS)です。最新バージョンは、アップグレード速度の向上、クラウド移行の簡素化、テスト自動化の安定性とセキュリティの強化、テストデータ管理とビジネスプロセス設計の最適化、テスト技術サポートの拡張に焦点を当て、企業がアジャイルとDevOps環境でより効率的で持続可能な継続的テストと品質保証を実現するのを支援します。

10. Apache JMeter

Apache-jmeter-10.png

Apache JMeterは、実際には負荷テスト用に作成されましたが、機能的なAPIテストにも広く使用されています。

私がJMeterを初めて使ったのは、APIの負荷テストが必要だったときです。でも使っているうちに、機能テストにも使えることに気づきました。特に大量のテストデータを使ったテストが簡単にできるのが魅力です。

主な特徴:

  • テスト結果の再生をサポート
  • CSVファイルと自動的に連携し、チームがAPIテスト用のユニークなパラメータ値を素早く作成可能
  • JMeterとJenkinsの統合により、CIパイプラインにAPIテストを含めることが可能
  • 静的リソースと動的リソースの両方のパフォーマンステストに使用可能

2025年現在、Apache JMeterの最新安定版は5.6.3で、2024年12月にリリースされました。全体として、Apache JMeterは2025年においても、APIの機能検証と大規模な負荷テストを同時に行う必要があるチームに適した、強力で柔軟なオープンソースのパフォーマンスおよび機能テストツールであり続けています。

APIテストツール比較表

各ツールの特徴を比較して、あなたのプロジェクトに最適なツールを選ぶ参考にしてください:

ツール名 対応プロトコル 言語サポート 学習難易度 特徴 日本語サポート 無料版
Katalon Studio REST, SOAP Groovy, Java オールインワン、UI連携
Apidog HTTP,REST, SOAP, GraphQL 言語不問 API設計・自動Mock・テスト・ドキュメント統合
SoapUI REST, SOAP Groovy APIテスト特化、拡張性 ×
Hoppscotch REST, GraphQL JavaScript 軽量、高速、オープンソース ×
Rest-Assured REST Java Java統合、BDDスタイル ×
Karate DSL REST, SOAP, GraphQL DSL コード不要、シナリオ駆動 ×
Apigee REST, SOAP JavaScript API管理、エンタープライズ向け × 制限付き
Swagger REST, SOAP 多言語 ドキュメント生成、設計中心
Tricentis Tosca 多プロトコル 専用言語 企業向け、包括的テスト × 試用版のみ
Apache JMeter HTTP, SOAP, REST Java 負荷テスト、スケーラビリティ

私の実体験から言うと、初心者の方はApidogやHoppscotchのようなユーザーフレンドリーなツールから始めるのがおすすめです。特にApidogは日本語対応しているので、英語に不安がある方でも安心して使えます。一方、すでにプログラミングに慣れている方は、Rest-AssuredやKarate DSLのような柔軟性の高いツールが良いでしょう。

まとめ:最適なAPIテストツールの選び方

APIテストツールは、インターネット製品開発において重要な役割を果たしています。APIの動作を検証することで、Apidog、SoapUI、Rest-Assuredなどのツールはテスト効率を向上させ、コストを削減し、カバレッジを拡大し、製品品質を確保します。

私がこの1年間でAPIテストツールを導入した結果、チーム全体のテスト工数が約40%削減され、リリース後のバグ報告も30%近く減少しました。特にApidogのような統合ツールは、API管理からテストまでをシームレスに行えるため、開発からテストまでの一貫性が格段に向上しました。

最適なツールを選ぶ際のポイントは以下の通りです:

  1. プロジェクトの規模と複雑さ: 小規模プロジェクトならHoppscotchのような軽量ツール、大規模ならApigeeやTricentis Toscaのような包括的ツールが適しています
  2. チームのスキルセット: プログラミングスキルが高いチームならRest-AssuredやKarate DSL、そうでなければApidogやKatalon Studioが良いでしょう
  3. 予算: オープンソースツールから商用ツールまで、予算に応じた選択肢があります
  4. 統合要件: CI/CDパイプラインやその他のツールとの統合が必要かどうかを考慮しましょう

今後のAPIテスト自動化の展望としては、AIを活用したテスト生成や、より高度な視覚的検証機能の発展が期待されます。APIテスト自動化のスキルを身につけることは、現代のソフトウェア開発者やQAエンジニアにとって必須のスキルとなっています。

皆さんも、ぜひこれらのツールを試してみてください。特に初心者の方には、Apidogのような直感的なインターフェースを持つツールから始めることをお勧めします。APIテストの世界に足を踏み入れれば、きっと「なぜもっと早く始めなかったんだろう」と思うはずです!

この記事が皆さんのAPI開発・テスト作業の効率化に役立てば嬉しいです。質問やご意見があれば、ぜひコメント欄でシェアしてください。

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