概要
試験工程をスプレッドシートで管理していたがそろそろ脱却したいと思ったので色々探してみました。
すると、同じことを考えている先駆者さんがいらっしゃったので参考にさせていただきました!
導入に至った経緯
- QA体制が未成熟
- 3名までなら無料で利用できる
- テスト計画・テスト結果をエクスポートできる
- 入力項目が整理されているので試験表の質を一定にできる
- 自動化したテストケースを管理できる
- 手動テストと自動テストの結果を併せて一覧できる
- APIにより自動テストの実行結果を自動的に反映することができる
etc
これは、中々良いツールなんじゃないか!? ということで導入してみました
実際の導入方法を説明していきます
事前準備
- 以下からサインアップしてください
- サインアップ完了後、ダッシュボードに遷移した状態からスタートとします
それぞれの設定方法は以下を参照してください
新しいプロジェクトを作成
プロジェクト情報登録
Project Name:新しいプロジェクトの説明的な名前です。
Project Code:プロジェクトコード:プロジェクトの短い名前です。プロジェクトコードは、そのプロジェクト内で作成されたテストケースに追加されることを念頭に置いてください。
Description:このフィールドを使用して、新しいプロジェクトに関わる人に追加のコンテキストと追加の詳細を提供します。
- Project access type:Private推奨
テストグループ(Suite)を作成
テストケースをドメインやテストエリアごとにグループ化するためのコンテナとも言えます
Suite Name:テストスイート名
Parent Suite:テストスイートを複数レベルに階層化することが可能で、設定中のスイートがより大きな範囲のテストシナリオの一部となる場合、それを上位の親スイートに入れることができます。
Preconditions:新しく作成された Suite からテストケースを実行する前に完了すべきステップを記述します。
Description:テストスイートの詳細情報
テストケースを作成
Title:テストケースの名称を定義する
Status:ステータス Actual、Draft、Deprecatedのいずれかを選択可能。
Description:テストケースに関する詳細な情報を提供します
Suite:新しいケースがどのテストスイートに属するかをここで選択します。
Severity:重大度 Trivial、Minor、Normal、Major、Critical、Blocker、Not Setのいずれかを選択します。
Priority:優先度:低、中、高、未設定のいずれかを選択できます
Type:テストケースに適用できるテストの種類を選択します。
Layer: エンドツーエンド、API、ユニットテストなど、テストケースのレイヤーを選択する
Is flaky: テストケースが不安定な場合、flakyとマークすることができます。
Milestone:テストケースがマイルストーンに関連しているかどうかを選択します(マイルストーンは別途作成可能です)
Behavior:振る舞い:破壊的、否定的、肯定的、または設定しないのいずれかを選択可能
Automation:自動化状況:自動化済み、自動化予定、未自動化から選択できます
Conditions:テストケースを実行する前に行われるべきこと(前条件)
Post-conditions:テストケースが実行された後に行われるべきこと(後条件)
Attachments:添付ファイル:画像、スクリーンショット、ビデオスニペット、その他のドキュメントをテストケースにアップロード
Params:パラメータ:テストケースに定義したパラメータ値の数に応じて、テストケースをパラメータ化し、テスト実行中に何度か繰り返し実行するように設定
テスト計画を作成
テスト実行を作成
テスト実行
作成したテスト実行をクリック
テスト結果をクリックしてコメントを入力
テスト完了
テスト計画・テスト実行結果をエクスポートする
PDF or CSVを選択可能
最後に
スプレッドシート管理に比べて色々機能が盛り沢山なので導入メリットが大いにあると感じました。
@henjiganaiさん・@tsuemuraさんの記事のおかげでこのツールに出会えたのでこの記事が今後同じように導入しようと考えられた方の役に立てば幸いです。