新入社員向けの操作手順書などの作成にあたり、プレーンな Windows 10 の環境を作成したく、ここにその手順を記す。
Hyper-V 自体あまり触れたことがないため、おかしなことが書かれているかもしれない。
大目に見てほしい。
対象者
- Windows 10 Pro の利用者。
- Hyper-V を有効化済み。
以上。
手順
本手順では Windows 10 の評価版仮想マシンを使用する。
20GB 程と容量が大きいため、あらかじめダウンロードしておくことをオススメする。
Windows 10 仮想マシンをダウンロードする - Windows アプリ開発
Hyper-V マネージャー
Hyper-V マネージャーを起動する。
仮想マシンの新規作成
[操作] → [新規] → [仮想マシン] と進む。
仮想マシンの新規作成ウィザード
開始する前に
[次へ] をクリック。
名前と場所の指定
仮想マシンの名前を入力する。
ここではwindows10
とした。
なお、今回は [仮想マシンを別の場所に格納する] は利用しなかった。
Hyper-V の性質上、HDD とはどうやら相性が良くないらしい。
ディスクの使用率が 100% に張り付くなどの現象が発生とのこと。
特に理由がなければ SSD 上に格納したほうがよさそうだ。
[次へ] をクリック。
世代の指定
[第 1 世代] が選択されていることを確認。
[次へ] をクリック。
メモリの割り当て
仮想マシンに割り当てるメモリを設定する。
デフォルトでは 1024MB だが、4096MB 程度はあったほうが良いかと思う。
自分のマシンのスペックと相談してほしいところだが、ここでは 8192MB とした。
なお、よく分からないため [この仮想マシンに動的メモリを使用します。] のチェックは外した。
[次へ] をクリック。
ネットワークの構成
ネットワークアダプタには Default Switch を選択。
[次へ] をクリック。
仮想ハード ディスクの接続
下記リンクよりダウンロードした zip を解凍し、仮想ハードディスクを参照する。
Windows 10 仮想マシンをダウンロードする - Windows アプリ開発
解凍すると WinDev2104Eval.HyperVGen1 > Virtual Hard Disks > WinDev2104Eval.vhd
といった構成になっている。
WinDev2104Eval.vhd
をC:\Users\Public\Documents\Hyper-V\Virtual hard disks
へコピーする。
[既存の仮想ハードディスクを使用する] を選択する。
[参照] から WinDev2104Eval.vhd を選択する。
[次へ] をクリック。
仮想マシンの新規作成ウィザードの完了
[完了] をクリック。
Hyper-V マネージャー
仮想マシンの一覧に windows10 が追加された。
仮想マシン接続
ダブルクリックでウィンドウが立ち上がる。
[次へ] をクリック。
拡張セッションの有効化
小さなウィンドウが現れるが、どうやら拡張セッションを有効にするかどうか、という意味らしい。
拡張セッションを有効にするとホスト OS とゲスト OS の間でクリップボードの共有などが可能になる。
[接続] をクリック。
デスクトップの表示
拡張セッションを有効にすると、再度サインインする必要がある。
サインインするとデスクトップが表示される。
英語版 OS のため言語設定やタイムゾーンがアメリカ仕様となっている。
日本語化については後日記事を作成する予定ではある。