Reactの学習を始めるのあたり環境構築を行ったので、その流れを記録しておきます。
今回はmacのターミナル上でコマンドを実行しています(テキストエディタのターミナルではありません)。
node.js(npm)のインストール手順
1, Homebrewのインストール
2, Homebrewコマンドを使用して、nodebrewをインストール
3, nodebrewコマンドを使用して、nodejsのインストール
各用語解説は最後に行うので、まずは手順を以下に記します。
①Homebrewのインストール画面からコマンドをコピペ
・以下のサイトにコピーできるコマンドが表示されているのでコピー
・コピーしたものをターミナルにペースト、実行
・インストールが完了されたことを確認するため以下のコマンドを実行
brew -v
・完了が確認できれば②へ以降
・コマンドが動作しなければ完了していないということなので、以下コマンドでパスが通っているか確認
echo $PATH
・/opt/homebrew/bin
が含まれているか確認し、もし含まれていない場合は、以下のコマンドを実行してパスに追加
echo 'export PATH="/opt/homebrew/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc source ~/.zshrc
②nodebrewをインストールする
・brew install nodebrew
を実行
・nodebrew setup
を実行しセットアップを行う
・PATH情報が出力されるので、そのパス情報を.zshrc (bashを使用している場合は、.bash_profile)に追記して、変更を反映
(bashの場合は、zshrcをbash_profileに置き換え)
実行するコマンド
echo 'export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc
③node.jsのバージョンを指定して、node.js(npm)のインストール
・nodebrew ls-remote
を実行しインストール可能なバージョンリストを確認
・任意のバージョンをインストールする
- バージョンを指定したインストール
nodebrew install v16.16.0
- 最新版をインストール
nodebrew install latest
- 安定版をインストール
nodebrew install stable
特別な理由がない限り安定版のインストールがオススメ。
最新版だとバグなどが発生する場合もあるため慣れないうちは安定版。
・nodebrew list
を実行し正常にインストールされたことを確認
④使用するnodeのバージョンを設定・動作確認
・nodebrew use v16.16.0
を実行しインストールされたnode.jsを有効化
(v16.16.0には先ほど自分でインストールした時のバージョンを入力)
・最後に以下二つのコマンドを実行し、それぞれのバージョンが表示されれば環境構築完了
node -v
npm -v
用語解説
- Homebrew
macOS用のパッケージ管理ツールで、これを使用すればnodebrewや、git、mysqlなどさまざまなソフトウェアを簡単にインストールおよび、管理できる - nodebrew
node.js(npm)のバージョン管理ツールで、コマンドひとつで特定バージョンのインストールや、バージョンの切り替えが可能
補足
Homebrewのインストールや動作確認は、システムに一度設定すれば、各プロジェクトごとに再度行う必要はありません。HomebrewやNodebrewのインストールと設定は一度行えば、今後のプロジェクトでそのまま使用できます。新たなプロジェクトを開始する際には、必要なパッケージやライブラリをインストールするためにbrewやnodebrewコマンドを使用しますが、それらのインストールと動作確認は一度で十分です。