windowsでdockerのみでgitを扱う

本記事はwindows環境にてgitなどのインストールにより環境を汚さないためにdockerのみでgitを扱えないかという考えで作成したものです。

目次

• Dockerfile作成
• docker-compose.yml作成
• コンテナ起動
• git clone
• git config 設定

Dockerfile作成

まずはalpine linux にgitを追加したイメージを作成する

FROM alpine

RUN apk update && \
  apk add git bash

RUN mkdir /app

• apk コマンドで gitとbashをインストール
• マウントするディレクトリを作成(任意)

docker-compose.yml

次にデータのマウントを行うためにdocker-compose.ymlを作成する

docker-compose.yml

version: '3'
services:
  app:
    build: .
    working_dir: /app
    volumes:
      - ./app:/app

• build: . 先ほどのDockerfileにより作成されたイメージを使用
• working_dir: /app コンテナ起動時のデフォルト作業フォルダを指定
• volumes: - ./app:/app ホストとコンテナのフォルダの共有設定

コンテナ起動

コンテナのコンソールをbashにより起動

docker-compose run app bash

実行結果

docker-compose run app bash
Creating git_app_run ... done
bash-5.1#

git clone

次にworkディレクトリに任意のリポジトリをクローン

bash-5.1# git clone https://github.com/<リポジトリ> .

.(カレントディレクトリ)を選択することにより作業ディレクトリへ直接クローンすることができる

git config 設定

※ 2021/08/20現在こちらの設定については意味がないことが判明したため後日修正を致します。

最後に、現状ではcloneとcheckoutなどの変更を加えない作業しかできないためconfigを設定し、commitやpushをできるようにする

git config --global user.name <github ユーザ名>
git config --global user.email <github email>
git config --global user.password <github parsonal token>

以上

結果

gitを普通にインストールした方が楽ですね