Kotlin 1.3のCoroutineの使い方⑦（コルーチンは軽量！）

検証環境

この記事の内容は、以下の環境で検証しました。

• Intellij IDEA ULTIMATE 2018.2
• Kotlin 1.3.0
• Gradle Projectで作成
• GradleファイルはKotlinで記述（KotlinでDSL）

準備

詳細は下記の準備を参照してください。
https://qiita.com/naoi/items/8abf2cddfc2cb3802daa

Coroutines ARE light-weight

前回に引き続き、公式サイトを読み解いていきます。

今回のタイトルはわかりやすいです！
軽量アピールです。

早速読み進めます。

Run the following code:

いきなり、サンプルコードを実行せよと言われたので、実行してみたいと思います。
まず、サンプルコードは以下のとおりです。

import kotlinx.coroutines.*

fun main() = runBlocking {
    repeat(100_000) { // launch a lot of coroutines
        launch {
            delay(1000L)
            print(".")
        }
    }
}

実行したら大変な事になりました。
「.」ドットが大量に表示されました。

説明を読んでみましょう。

It launches 100K coroutines and, after a second, each coroutine prints a dot. Now, try that with threads. What would happen? (Most likely your code will produce some sort of out-of-memory error)

意訳込みですが

10万のコルーチンを起動しました、1秒後にそれぞれのコルーチンがドットを出力します。
早速ためしてみてください。何が起こりました？（多くの場合、ある種、OOMのような感じになりまるよね。）

要は、軽いよって言いたいんですね。確かにスレッドを10万も生成したらOOMになりますね。

まとめ

このブロックは、ひたすら軽量アピールでした。