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【Rails】link_to / url_forなどリンク関連のビューヘルパーまとめ

Last updated at Posted at 2016-08-16

Railsのlink_toや、url_forなど、リンク関連のビューヘルパーをまとめました。

link_to:ハイパーリンクの作成

使い方

link_to(リンクのテキスト , リンク先のURL [,あればオプション])

使えるオプション

オプション 概要
method リンク時に使用するHTTPメソッド
remote Ajaxでリンクを処理
date js動作に関するパラメータ(削除確認ダイアログなど)
属性名 idとか、classとか

使用例

・一番きほんてきなやつ

<%= link_to  'RailsGuides' , 'http://railsguides.jp/' %>
#=>  <a href ='http://railsguides.jp/'>RailsGuides</a>

・コントローラーとアクションから動的にURLを作成・id/classをつけたり

※この場合のurl、classなどのオプションの指定ともにハッシュを使っており、
メソッドに複数のハッシュを渡す場合は、前方(リンク先のURL側)のハッシュを{}で括る
括り忘れると、controller以降で一つの引数だとみなされ、URLになってしまう。

<%= link_to 'トップ' , {controller: :hello, action: :index} , id: :link, classl: :menu %>
#=>  <a href ="/hello" class="menu" id="link">トップ</a>

・HTTPメソッドを指定したり、リンククリック時にダイアログを表示してみたり

<%= link_to 'Destroy' , book_path(1) , method: :delete,data: {confirm: 'Are you sure?' } %>
#=>  <a data-confirm="Are you sure?" data-method="delete" href="/books/1" rel="nofollow">Destroy</a>

※rel属性のnofollow値はリンク先が圃場されないページランクに影響すべきでないことを検索エンジンに通知
※実際には、HTTPメソッドのDELETEもPATCHもPOSTで行われているが、RailsのRESTfulな思想を体現するため、このように書き、そうすることで、そのメソッドを利用しようとした、という情報を送っている。

・画像のリンクを作ってみたり

link_toには、引数としてimage_tag(画像ファイルのパス)を持つこともできる

<%= link_to image_tag("logo.png"), :action => "index" %>```
#=> <a href="/blogs"><img alt="Logo" src="/images/logo.png" /></a>

url_for:動的にURLを作成

link_toメソッドの引数指定は、url_forメソッドと同じなので、ついでに勉強しておきましょー。
引数に与える情報から動的にURLを作ってくれます。

使い方

url(URLの生成オプション)

使えるオプション

オプション 概要
controller コントローラー名
action アクション名
host ホスト名
protocol プロトコル
anchor アンカー名
only_path 相対URLを返すか。hostが指定されなかった場合、デフォルトはtrue
trailing_slash 末尾にスラッシュを付けるか
user HTTP認証に使用するユーザー名
password HTTP認証に使用するパスワード

使用例

・一番きほんてきなやつ

url_forは現在のコントローラーを基点にURLを作成する
そのため、下記のように、actionのみを指定した時は、コントローラーは現在のもの(hello)を使用する

<%= url_for(action: :new) %>
#=>  /hello/new

・idなど、パラメータを指定

charsetもクエリ情報に含まれることに注意

<%= url_for(controller: :books, action: :show, id: 5, anchor: 'rails' , charset: 'utf8' ) %>
#=> /books/5?charset=utf8#rails

・only_pathを使って、絶対パスを返す

<%= url_for(controller: :members, action: :login, only_path: false, protocol: 'https' ) %>
#=>  https://localhost:3000/members/login

・引数にオブジェクトを渡す

<% @book = Book.find(2) %>
<%= url_for(@book) %>
#=> /books/2

・特殊な用法

引数に「:back」を指定した場合は、url_forメソッドはRefererヘッダの値、つまり、現在のページのリンク元ページを表す。Refererヘッダが空の場合は、「javascript:history.back()」を返す

<%= url_for(:back) %>
#=> javascript:histroy.back()

※コントローラーで、url_forで渡すデフォルト値を設定できる

コントローラー側で、default_url_optionsメソッドをオーバーライドすることで、url_forメソッドにデフォルトで渡すパラメータを指定できる
以下はviewコントローラー配下の全てのリンクにcharsetパラメータを付与する例

def default_url_options ( options = {} )
  { charset: 'utf-8' }
end

link_to_if / link_to_unless:条件に応じてリンクを生成

使い方

link_to_if ( 条件式 , リンクのテキスト [,リンク先のURL , オプション ] , 代替コンテンツ )
link_to_unless ( 条件式 , リンクのテキスト [,リンク先のURL , オプション ] , 代替コンテンツ )
link_to_ifメソッドは、条件式がtrueの場合にはアンカータグを、falseの場合は引数nameに基いて、固定テキストのみを出力する。
代替コンテンツがある場合は、それを出力する。
link_to_unlessはこの逆。

使用例

<% @user = User.new %>
<%= link_to_if @user.nil? , 'ログイン' , controller: :login , action: :index %>
#=> <a href ="/login">ログイン</a>

link_to_inless_current:現在のページの場合はリンクを無効化

link_to_unlessメソッドの特殊系。リンク先が現在のページである場合は、テキストのみを出力。

使い方

link_to_unless_current ( リンクのテキスト [ , リンク先のURL ,オプション ] ,代替コンテンツ )

<%= link_to_unless_current '一覧へ' , action: :current %>|
<%= link_to_unless_current '詳細へ' , action: :detail %>
一覧へ|
<a href = "/view/detail">詳細へ</a>



以上です。

参考

本記事は以下を参考にして書きました。
Ruby on Rails4 アプリケーションプログラミング
RailsTutorial
Ruby on Railsドキュメント

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