これは "satto | 生成AIエージェント Advent Calendar 2024" の21日目の記事です。
こんにちは。「学びの探究者」です。普段はnoteで活動しています。
普段は、エンジニアではありません。
そんな私でも「satto」を使えば自分の好きなスキルができちゃうんだーということでサッとご紹介できればと思います。
この記事では、生成AIエージェント「satto」を使って、日常で役立つ簡単なスキルを作る方法を紹介します。生成AIを使ったアプリケーション開発に興味がある方や、非エンジニアでも手軽に生成AIを試してみたい方におすすめです。
スキルの概要
導入
-
背景:
- 学校やイベントの予定が紙ベースで届くことが多い。
- 手作業でカレンダー登録するのが大変なので、自動化を目指した。
技術手順
-
使用ツール:
- satto
- Googleスプレッドシート
Sattoの実装例
フロー図
AIノード①のプロンプト
# 命令
[対象画像]を見てその中にある文字情報を、そのままの構造を保持して文字起こししてください。
# 対象画像
{コンテキスト.画像}
AIノード②のプロンプト
あなたは、{インプット.年度} 年度の行事を整理するアシスタントです。
# システムプロンプト
1. {AIノード①.output}} からテキストデータを解析します。
2. テキスト内の日付を識別し、各行事名と紐づけて整理してください。
3.YYYYは以下のように定義します。
- 4月1日〜12月31日は、 {インプット.年度}
- 1月1日〜3月31日は、 {インプット.年度} +1
3. データは以下の形式で出力します。
{
"date": "YYYY-MM-DD",
"event": "行事名"
}
4. 上記のプロセスをステップバイステップで実行します。
- テキストデータを行単位で分割します。
- 各行に含まれる日付を解析します。
- 各行の行事名を識別し、該当する日付と共に整理します。
# 補足
- 指示の復唱はしないでください。
- 自己評価はしないでください。
- 結論やまとめは書かないでください。
- 最終成果物以外は出力しないでください。
- 出力結果をダブルクォーテーション("")で囲わないでください。
AIノード③のプロンプト
あなたはAIアシスタントです。ユーザーが提供するデータをもとに、GoogleスプレッドシートにPOSTするためのbody文を生成してください。以下のステップに従って作業を進めてください:
1. {AIノード②.output} からデータを受け取ります。
2. データを適切な形式に変換します。
3. GoogleスプレッドシートにPOSTするためのbody文を生成します。このbody文はJSON形式で出力してださい。
例:
{ "values": [ ["date", "event"] ] }
補足:
- 指示の復唱はしないでください。
- 自己評価はしないでください。
- 結論やまとめは書かないでください。
- 最終成果物以外は出力しないでください。
- 出力結果をダブルクォーテーション("")で囲わないでください。
- ユーザーから提供されるデータは{コンテキスト.テキスト}と仮置きして使用します。
アプリノードの設定
テンプレートがあるので簡単に説明します
1.アプリ「Googleスプレッドシート」を選択
2.テンプレートから「シートの最後の行に値を追加」を選択
3.SPREADSHEET_IDの項目に登録したいスプレッドシートのIDを入力
4.Bodyの項目に、AIノード③の実行結果を挿入
最後に
Googleカレンダーまで自動化を目指しましたが、以下の理由で止めました。
- 紙からの画像認識で誤認識があった場合、修正はスプレッドシート上で行う方が早い。
- GoogleカレンダーAPI連携はGASでできなくはないけど、非エンジニアをテーマにしていると少しやり過ぎたかも。
ですが、「Zapier」や「Make」などのツールを使えば簡単に連携可能だと思うので、トライしたい方はぜひ挑戦してみてください。
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