はじめに

私はオンプレに従事しており、必要なちしきのためメモしました。
AWSのネットワークの勉強や構築をするときにも必要になるためメモしました。

BGP（Border Gateway Protocol）まとめ

BGPは、インターネット上の異なるAS間で経路情報を交換するための外部ゲートウェイプロトコルです。以下にBGPの基本的な特徴と設定例を示します。

AS（Autonomous System）: BGPのネットワークを管理する単位であり、一意の番号（ASN）で識別されます。
内部BGP（iBGP）: 同一AS内のルータ間でBGPを使用して経路情報を交換するプロトコルです。
外部BGP（eBGP）: 異なるAS間でBGPを使用して経路情報を交換するプロトコルです。
BGPの特徴
パスベクタ: BGPは経路情報にパスベクタを含め、最適な経路を選択します。
ポリシーベースの経路制御: BGPではフィルタリングや属性の変更などのポリシーを使用して経路制御を行います。
相互接続性の保持: BGPはインターネット上の異なる自治システム間で相互接続性を維持する役割を果たします。

以下にCiscoルータでのBGPの基本的な設定例を示します。

router bgp

neighbor <相手ルータのIPアドレス> remote-as <相手ASN>

neighbor <ピアルータのループバックアドレス> remote-as <ピアASN>
neighbor <ピアルータのループバックアドレス> update-source <ループバックインターフェース>

network <広告したいネットワークアドレス>

neighbor <相手ルータのIPアドレス> default-originate

router bgp

bgp router-id <ルータのID>

neighbor <相手ルータのIPアドレス> remote-as <相手ASN>
neighbor <相手ルータのIPアドレス> ebgp-multihop <ホップ数>
neighbor <相手ルータのIPアドレス> update-source <送信インターフェース>

network <広告したいネットワークアドレス>