はじめに
表題の通り、PCセッティング時に必要となったことをまとめています。
①ソフトウェアのインストール
一通りのソフトウェアをWinGetツール(Windows用のパッケージマネージャーで、ソフトウェアのインストール、アップデート、アンインストールを簡単に行える)でインストール
例
winget install Google.Chrome
wingetを使用して Splashtop アプリケーションをインストールおよび管理する方法
参考サイト様
https://zenn.dev/yoh333/articles/be3e815c20b48e
②右クリックメニュー
以下のバッチ(シェル)で仕様を変更※1 する。
以下を、「ToggleRightClickMenu.ps1」で保存
# スクリプトが保存されている現在のディレクトリの取得
$scriptDir = Split-Path -Parent $MyInvocation.MyCommand.Definition
# エラーハンドリングのために、処理が失敗したら即終了
$ErrorActionPreference = "Stop"
# レジストリキーのパスを定義
$registryKey = "HKCU:\Software\Classes\CLSID\{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}"
$inprocKey = "$registryKey\InprocServer32"
# 右クリックメニューがWindows 11 仕様かどうかを確認
if (Test-Path $inprocKey) {
# 右クリックメニューが古い仕様の場合、Windows 11 仕様に変更する
Write-Host "現在の右クリックメニューは、古い仕様です。Windows 11 の仕様に変更します。" -ForegroundColor Yellow
# レジストリ操作
$chk1 = (Get-Item $registryKey).SubKeyCount -eq 1
$chk2 = (Get-Item $registryKey).ValueCount -eq 0
$chk3 = (Get-Item $inprocKey).SubKeyCount -eq 0
$chk4 = (Get-Item $inprocKey).ValueCount -eq 1
if ($chk1 -and $chk2 -and $chk3 -and $chk4) {
# すべての条件がTrueなら親キーごと削除
Remove-Item $registryKey -Force
Write-Host "レジストリキー '$registryKey' を削除しました。" -ForegroundColor Green
} else {
# 1つでも False がある場合、既定プロパティのみ削除
Remove-ItemProperty $inprocKey -Name "(default)"
Write-Host "レジストリプロパティ '(default)' を削除しました。" -ForegroundColor Green
}
} else {
# 右クリックメニューがWindows 11 仕様の場合、古い仕様に変更する
Write-Host "現在の右クリックメニューは、Windows 11 の仕様です。古い仕様に変更します。" -ForegroundColor Yellow
# 必要なレジストリキーを作成して既定プロパティにブランクを設定
if (! (Test-Path $inprocKey)) {
New-Item $inprocKey -Force | Out-Null
Write-Host "レジストリキー '$inprocKey' を作成しました。" -ForegroundColor Green
}
Set-ItemProperty $inprocKey -Name "(default)" -Value ""
Write-Host "Windows 11 の右クリックメニューを適用しました。" -ForegroundColor Green
}
# Explorerの再起動
Stop-Process -Name explorer -Force
Write-Host "Explorerを再起動しました。" -ForegroundColor Green
上記を実行用の以下を「RunToggleMenuScript.bat」で保存し、
ダブルクリックして実行する。
@echo off
powershell -ExecutionPolicy Bypass -File "%~dp0ToggleRightClickMenu.ps1"
pause
※1 バッチ(シェル)の概要
Windowsの右クリックメニューを古い仕様にする。
もう一度実行すると、Windows 11の新しい仕様にする。
レジストリ※2 操作を伴うため、設定変更後はエクスプローラを再起動します。
※2 レジストリのバックアップ
このツールは、直接Windowsレジストリを操作するため、
事前にレジストリのバックアップを取っておく※3 ことが推奨されます。
※3 バックアップ方法
レジストリエディタの起動: Win + R キーを押して「regedit」と入力し、
Enterキーを押してレジストリエディタを開きます。
該当するキーのエクスポート:
ツールが操作するレジストリキー:
HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\CLSID{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}
該当キーを右クリックし、「エクスポート」を選択し、バックアップファイルを保存します。
注意事項
レジストリの操作: レジストリの編集はシステムに直接影響を及ぼします。
誤った編集は、システムの不具合や予期せぬ動作を引き起こす可能性があります。
エクスプローラの再起動: 設定変更後にエクスプローラを再起動します。これにより、開いているウィンドウがすべて閉じられ、デスクトップやタスクバーが一時的に表示されなくなる場合がありますが、すぐに再起動されます。
手順
スクリプトの配置:
ToggleRightClickMenu.ps1(PowerShellスクリプト)と
バッチファイルを同じディレクトリに配置します。
実行:
バッチファイル(*.bat)をダブルクリックすると、
PowerShellスクリプトが実行され、右クリックメニューの設定が変更されます。
参考サイト様
③Thunderbirdのメールデータの移行
あらかじめ退避していた、以下の上書き
C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Thunderbird
参考サイト様
https://sawada-cpta.com/blog/moving-thunderbird-email-dat/