はじめに
この記事では、ワークライフバランスとキャリアの両立について、家族との時間を大切にしながら仕事も楽しむための私の選択について書きます。
上司から言われた言葉
「子供3人育てたいならマネージャーになりな」
20代後半の飲み会の帰り。駅構内で言われた言葉。
酔っ払いの上司から言われた言葉は話半分で聞いていましたが、ふとした時に何度も思い出す言葉となっています。
マネージャーになりたい?
昇格すると雑務が増える、面倒なことが増える、トラブル対処で大変そう。そもそも昇格によいイメージは全くなく、多少の給与はあがってもそれを引き換えに辛すぎるなという印象でした。
そもそも、楽しそうにマネージャーやっている人がいなかったです。
(会社の問題?全体でどうだったか不明ですが、少なくとも私からはそう見えてました)
そして、自分の周りに小さな子供を育てながら、マネージャーをしている女性は見当たりませんでした。子育ての全く読めない不安リスクがだらけなのに、仕事に対しての不安リスクにも立ち向かうイメージがつかず、自分にはあてまらないなぁと思ってました。
「ほんと、無責任なこと言わないでほしいよ」
背中を押し続けてもらえた
いろんなタイミングで「マネージャー」という言葉に触れる機会が増えました。
私自身が年次が上がってきたこともあり、それなりに仕事もしてきて候補としてあげてもらえていたかと思います。
「いやいやそんなことないでしょ」と思っていた私ですが、意外と評価してもらえて必要資格や条件を満たしているんだなと思い始めました。
最近知ったのですが、ポジションチャレンジの男女差として、
女性は必要資格や条件を100%満たしている確信があるときに応募するが男性は60%満たしていれば堂々と応募するという差があるそうです。
私は女性ロールモデルがいない部分を除いては、
マネージャーもやれるのかも、少しチャレンジしてみたいと思えるよう、徐々に思考に変わっていきました。
マネージャーになってみよう
気になるけどイメージがつかない。
不安感のほうが強く感じていて、これを乗り越えたくて、女性エンジニアにインタービューをしてみることにしました。ちょうど2年前ごろに書いたnote記事です。
それから、いくつかのコミュニティに参加したり、イベントに参加して顔を合わせたりしてつながりが増えてきて、今ではいろんなパーツモデルが増えてきました。
0か100のやり方の選択ではなく、前向きにしなやかに選択する「うんうん」と共感できる仲間ができました。
多分無理なこともたくさんあると思うのですが、必死になって登り切ることだけ考えなくても大丈夫、誰かに頼りまくりながらでも大丈夫、そういう心を持ってやっていきたいと思っています。
「ハードルは高いほどくぐりやすい」 ですよね。
「子供3人育てたいならマネージャーになりな」の意味
上司がいっていた、「子供3人育てたいならマネージャーになりな」は、
子育てするにはどうしても時間必要で、限られた時間の中で成果をだしていくには、時間労働ではなく価値労働をしていきなさい。
プレーヤーのままでは自分が理想とする時間の使い方はいつまでもできないから、自分で時間をデザインする側のマネージャーになりなさい。
多分こういう文脈だったと思います。
ふと気づくと時間労働になりがちでまだまだですが、この言葉は大事に目の前の選択をしていきたいと考えています。
飲み会帰りの何気ない上司の言葉は、私にとって自分の方向性を考え続ける大事な言葉となり、そして、これから私の発する言葉が誰かの1歩に繋がる何かかもしれません。
育児もキャリアも欲張りでいい
あなたのやりたいことに、欲張りでいい。
「やるべき」ことはなく、自分らしくいていい。
子供もいて旦那さんもいて仕事もチャレンジして楽しむ。
あなたはあなたらしくいていい。 を伝えたいです。
さいごに
私もいろんな方に背中を押してもらったように、誰かの一歩を応援する記事となっていれば幸いです。
他にもこのようなテーマで投稿しています。よかったらぜひ読んでください。
https://qiita.com/nanchan/items/232e1fe9015a4f6e0bf0