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AWS上にCentOS Stream 9 を立ち上げて、Nodejsで簡単アプリを動かしてみる

Last updated at Posted at 2022-06-27

構築の際の覚書です。

◆AWS CentOS起動◆

CentOS8がサポート終了したとのことで、
AWS EC2 で CentOS Stream 9 のサーバーを立ち上げてみました。

1. 公式のCentOS 9 Ami IDを探す

公式のWiki( https://wiki.centos.org/Cloud/AWS )から、東京リージョン(ap-northeast-1)のAmi IDを探してコピーします。

2022/6/27時点の最新以下を選択
image.png

2. AWSでインスタンスを起動する

AWS EC2 「インスタンスを起動」 から、1.でコピーしたAmi IDを入力して検索します。

CentOS 8はサポート終了しているとのことで、今回CentOS Steam9を立ち上げてみることにしました。

コミュニティ AMI で1件ヒットするので、これを選択します。
image.png

teratermより接続したいので、キーペア(ログイン)にて「新しいキーペアの作成」を実行し、キーペア作成します。.pem形式のファイルがダウンロードされるので、ローカルPC内の任意のフォルダに配置します。
 キーペア名:centos8_key(任意の名前)
 キーペアのタイプ:RSA
 プライベートキーファイル形式:.pem
 

他の設定は後から変更もできるのでミニマムで、デフォルト設定のままで、「インスタンスを起動」を実行して起動します。起動してきて「成功 インスタンスの起動を正常に開始しました」が確認できればOKです。
 インスタンスタイプ:t2.micro(1vCPU,1GiB)
 ネットワーク設定:(デフォルトのまま)
 ストレージ:10GiB gp2
 高度な詳細:(デフォルトのまま)

3. SSHにてログインする

EC2のインスタンス一覧から起動したEC2を選択し、パブリック IPv4 アドレスを確認します。

---->なぜかsshログインできなかったです。同じ質問している方を発見!
https://teratail.com/questions/a4kz6e6h4d3gnf

結果として現状CentOS Stream 9でグローバルIPを使ったSSHログインが出来ず、CentOS8を踏み台にローカルIP経由でSSHして利用している状態で一旦使うことに。
CentOS8はすでにサポート終了してることから、yumのミラーサイトが停止しています。対処方法はありそうですが、今後も色々躓きそうなので、CentOS Steam 9を使うことにしました。

◆Nodejs、npm、EXPRESS、EJS、mysqlを導入◆

1. Nodejs、npmをyumでインストール

# yum list available | grep nodejs
# sudo yum install nodejs
 
※npmはnodejsインストール時に一緒にインストールされます

2. EXPRESS、EJS、mysqlをnpmでインストール

作業ディレクトリを作成します。

// プロジェクトディレクトリを作成
# mkdir proj
// プロジェクトディレクトリに移動
# cd proj

次に対話形式で、package.jsonを作成します。
package.jsonとはnpmコマンドを自作したり、インストールするモジュールをプロジェクトごとに定義することができます。
対話形式で自分の好みに合わせて設定できますが、すべてデフォルトでOK。(エンター連打)
最後まで設定が完了すると、作業ディレクトリにpackage.jsonが作成されます。

# npm init

モジュールをインストールします。

# npm install express
# npm install ejs
# npm install mysql

3. hello_world.jsを作成

環境構築ディレクトリにhello_world.jsを作成します。/data/proj/hello_world.jsを配置しました。

var express = require("express");
var app = express();

app.get("/", function (req, res) {
  res.send("Hello World");
});

app.listen(8080, () => console.log("listening on http://localhost:8080"));

4.AWSにて8080ポートを開放

デフォルト設定ではSSH 22ポートのみ開放されているため、
該当のEC2インスタンスのセキュリティグループのインバウンドルールに追加します。

↓ 下記の8080ポートの行を追加 ※3000ポートは別理由で立ち上げてますが不要です。
image.png

5. プロジェクトを起動してみる

# node helloworld.js

エラーなく起動したら、https://(EC2インスタンスのグローバルIP):8080 を打鍵してみて、hello_worldと表示されることを確認できました!

(付録)時刻同期

CentOSの時刻がUTC表示だったので、JST表示に変更しました。

# cd /etc
# ls -la | grep localtime
lrwxrwxrwx.  1 root root       25 Dec  4  2020 localtime -> ../usr/share/zoneinfo/UTC
# cat /etc/localtime
TZif2UTCTZif2・TC
UTC0

# rm -f /etc/localtime
# ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
# date
Mon Jun 27 11:27:34 JST 2022

参考にさせていただきました!
https://wiblok.com/js/node/express/express_setup/
https://www.t3a.jp/blog/infrastructure/set-timezone/

 

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