はじめに
Implementing SAFe®受講して、無事にSPC(SAFe Practice Consultants)試験に合格しました。この資格を取得すると、大規模アジャイルフレームワークSAFeについて知見を得て、人に教えることができます。
私自身、SPC資格を持つメンバーが立ち上げたSAFe案件にスクラムマスターとして1年半ほど参画していました。全てのプラクティスを実践できているわけではないですが、3ヶ月後にPI計画やI&Aを顧客と共に実践していました。最近では他の案件でもSAFeでの案件推進の要望も多くいただいており、アジャイル・スクラムを学んで仕事をしていく中で、SAFeをより理解しておくことで参画できる案件に広がりが持てそうと考え今回受講することにしました。
もっとSAFeをより知りたいという好奇心から受講を決めたものの、Implementing SAFe®という5日間がっつりした講義を受講し、しっかりとした資格試験準備が必要だったので、なかなか大変でした。
記憶が新しいうちに記事に残しておきます。
Implementing SAFe®とは
Implementing SAFe®は、国際的な認定資格である SPC(SAFe Practice Consultants)取得に向けたトレーニングコースです。このコースでは、SAFe®導入について最も幅広いレベルの知見を得ることができます。
期間は5日間、9時から17時半まで。みっちり講義とディスカッションがあり、途中でちょっと業務チャットを処理しようかと思ってましたが、全然余裕なしでした。スピードも早くついていくのがやっとという内容でした。
ちなみに私はこちらの研修を受講しました。SAFe6.0の内容です。
https://www.nttdata.com/jp/ja/trends/event/2024/120901/
SAI講師の日本人講師と中国人講師(日本語同時通訳)での開催でした。
資格試験について
試験概要はこちらを参照ください。
https://support.scaledagile.com/s/article/Exam-Details-Implementing-SAFe-SAFe-Practice-Consultant-6-0?language=ja
研修から30日以内以内に無料で資格試験を受けられますが、
再試験料が$250(25年1月現在)とお高いのでほぼ一発勝負の覚悟で学び直してから試験に臨みました。
ちょうど年末年始があったので、こんなことをやりました。
- 各Lesson内容をまとめ直し理解が足りてないところを調べつつ理解
- プラクティステストは合格するまで3回実施、テスト時の画面の挙動を把握
- 出題頻度が上記試験概要に載っているので、出題頻度が高いLessonを重点的に確認
- コアバリューやリーンアジャイル原則など重要なポイントを何度も頭の中で反芻して説明できるようにする(年末年始の帰省の新幹線で唱える、子供と公園で遊びながら唱える)
- 以下リンクのBIG PICTUREやSAFeの構成では全体像が示されており、各ポイントリンク先に飛べて説明が読めるので、ひとつずつ確認
https://scaledagileframework.com/ja/
さいごに
SAFe案件の引き合いが増えているという状況を鑑みて、従来型の階層構造ではユーザニーズあったタイミングでのバリュー提供が本当に難しく各企業が動き始めていることを感じます。
本当にSAFeを実現するには、空気をよまず、粘り強くこのフレームワークを実践し続ける必要があるかと思うのですが、大変困難で、結構道のりは長いなと思います。
また数年後私はどのようにシステム開発の現場を感じているのか気になるところで、どんな変化があるでしょうか。そんな思いもあって、記事にさせていただきました。読んでいただきありがとうございました!