安いオシロスコープ RIGOL DS1054
買ったのは2017年9月。その時は5万円ちょっと。それから半年、少し値上がりしているみたい
選定理由
いろいろなアドバイスをいただきました
- まともなのは100万円ぐらいするので、中古でヤフオク等で数万で手に入れるのがいい
- やっぱサンプルはアナログでも100Mhzデジタルだと1G~500Mhzは欲しい
- コンパクトなものがいい
- テクトロがいい
ただ今回は電子工作入門者への共有情報をつくる前提で、
新品で入手しやすいものがいいなと考え RIGOL DS1054Z にしました。
2015年ぐらいのモデルですが、ユーザの使いこなし情報も結構蓄積されて
ファームウェアをいじってのHACKとかもできそう? という期待もあります。
他機種との比較
USB接続のやつとかコンパクトなやつ
いろいろでていて、安いです。しかしながら今まで DSO Nano を持っていたのですが、いざって時にあれどこにいったかな・・・? ということになるのですよね。
Tektronix TBS1052B
同価格帯でテクトロが購入できます。いろんな違いがありますが、最も大きな違いは RIGOL DS1054Z が 4ch に対し、こちらは2chが大きな違いです。ブランド選ぶならこちらがいいかな。今回は、LinuxのソフトがRIGOLで公開されていたのでそちらを選びました。
どこから買う?
国内のルートで、Webや店頭で買えるのは Amazon.jpと秋葉原の計測器ランド。
輸入で格安に出来ないかなと思ったが当時は送料を含めるとあまり変わらなかったのでAmazon.jpで国内正規品を購入。ただ国内の価格や輸入チャンネルの状況も刻々変わるのでどれがいいかは一概には言えないでしょう。
拡張パック
計測器ランドの2018/3末までのキャンペーンで1000Zシリーズを買うと下記がついてくるというので少し調べた。
AT-DS1000Z | 拡張トリガ | 標準価格 28,000円 |
SA-DS1000Z | シリアル解析 | 標準価格 25,800円 |
MEM-DS1000Z | レコード長拡張 | 標準価格 28,900円 |
REC-DS1000Z | 波形レコード&プレイ・バック | 標準価格 21,800円 |
これらの拡張パックはどうやら解除キーを購入して解除するらしい。
また、Hackして上位機種 DS1104Z のように動かすこともできるらしい。
使ってみて
ファンがついていて結構音がする。
音は別にいいけど給排気でホコリが内部に貯まるのではないかな?
Linuxとの連携
ユーティリティはメーカによって公開されているが、OSS発のソフトもちらほらある。
そのうちの1つ。
DS1054Z_screen_capture-master
LAN経由でスクリーンキャプチャを取るpythonスクリプト。
https://github.com/RoGeorge/DS1054Z_screen_capture
ダウンロードして展開、
python OscScreenGrabLAN.py png 192.168.42.12
でPNGファイルが取得できる。
Ubuntu 16.04 AMD64 で動かしたけれども python なので Linux に限らずどれでも動くはず。