AKBONE2020 は秋葉原ロボット部( 旧 日本Androidの会秋葉原支部ロボット部 )
のはんだづけトレーニングキット。
はんだづけの練習が終わったら、Arduino互換ボードとして楽しもう!
今回は基板上にあるタッチセンサ端子を使ってみます。
「はんだ付けトレーニングキット AKBONE2020」
https://qiita.com/nanbuwks/items/8ff1b2c711d58fc6f85a
タッチセンサ端子とは
micro:bit のタッチセンサ端子をマネしてみました。
左側がA0,右側がGNDとなっています。
ワニ口クリップで接続ができます。
なるべく、GNDには黒色を接続しましょう。
サンプルプログラム
int sensorPin = A0;
int speakerPin = 15;
int onLevel = 3700;
int soundTone = 600;
void setup() {
Serial.begin(115200);
}
void loop() {
pinMode(sensorPin,OUTPUT);
digitalWrite(sensorPin,LOW);
delay(1);
pinMode(sensorPin,INPUT_PULLUP);
delayMicroseconds(50);
pinMode(sensorPin,INPUT);
int value = analogRead(sensorPin);
Serial.println(value);
if ( onLevel > value ){
tone(speakerPin,soundTone);
delay(100);
} else {
noTone(speakerPin);
delay(100);
}
}
タッチセンサ端子をそのまま触ると音が鳴ります。
int onLevel = 3700;
とあるのが、反応値の敷居値です。この値より下がると音が鳴ります。
いくつかの AKBONE2020で試してみた値ですが、利用シーンによって変更してください。
シリアルモニターで取得した値が表示されるので、これを見て調整しましょう。
使用例1
使用例2
micro:bit ではバナナをつないでましたが、バナナが無かったのでりんごを繋いでみました。
りんごのヘタは絶縁体だと思ってましたが、ヘタに接続するのでも十分データが取れました。
使用例3
先程のアルミ箔をお風呂に貼ってみました。水位が上がると導通します。
使用例4
土が乾くと反応します。しかしながらこの、アルミ箔を使ったセンサだと長期だと腐食してしまいます。実用性を考えるなら、黒鉛電極などを使ったものにしたいところです。
使用例5
雨センサとして、0.5mmのステンレス線で編んでみました。
水滴が着くと反応します。
応用
音を鳴らす代わりに、LEDストリップを光らせたり、リレーを動かしたりしてもいいですね! 考えてみましょう!