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秋葉原ロボット部Advent Calendar 2021

Day 7

AKBONE2020 でタッチセンサ端子を使う

Last updated at Posted at 2021-12-04

AKBONE2020 は秋葉原ロボット部( 旧 日本Androidの会秋葉原支部ロボット部 )
のはんだづけトレーニングキット。

はんだづけの練習が終わったら、Arduino互換ボードとして楽しもう!
今回は基板上にあるタッチセンサ端子を使ってみます。

「はんだ付けトレーニングキット AKBONE2020」
https://qiita.com/nanbuwks/items/8ff1b2c711d58fc6f85a

タッチセンサ端子とは

コレ。
image.png

micro:bit のタッチセンサ端子をマネしてみました。

左側がA0,右側がGNDとなっています。

ワニ口クリップで接続ができます。
image.png
なるべく、GNDには黒色を接続しましょう。

サンプルプログラム



int sensorPin = A0;
int speakerPin = 15;
int onLevel = 3700;
int soundTone = 600;
void setup() {
  Serial.begin(115200);
  
}
void loop() {
  pinMode(sensorPin,OUTPUT);
  digitalWrite(sensorPin,LOW);
  delay(1);
  pinMode(sensorPin,INPUT_PULLUP);
  delayMicroseconds(50);
  pinMode(sensorPin,INPUT);
  
   int value = analogRead(sensorPin);
   Serial.println(value);
   if ( onLevel > value ){
      tone(speakerPin,soundTone);
      delay(100);
   } else {
      noTone(speakerPin);
      delay(100);
   }
}

タッチセンサ端子をそのまま触ると音が鳴ります。

int onLevel = 3700;
とあるのが、反応値の敷居値です。この値より下がると音が鳴ります。
いくつかの AKBONE2020で試してみた値ですが、利用シーンによって変更してください。

シリアルモニターで取得した値が表示されるので、これを見て調整しましょう。

image.png

使用例1

image.png
プラ板にアルミ箔を貼って、電極を作ってみました。

image.png
これを触ると鳴ります。

使用例2

micro:bit ではバナナをつないでましたが、バナナが無かったのでりんごを繋いでみました。

image.png
りんごのヘタは絶縁体だと思ってましたが、ヘタに接続するのでも十分データが取れました。

使用例3

image.png
先程のアルミ箔をお風呂に貼ってみました。水位が上がると導通します。

使用例4

image.png
乾燥センサ
image.png

土が乾くと反応します。しかしながらこの、アルミ箔を使ったセンサだと長期だと腐食してしまいます。実用性を考えるなら、黒鉛電極などを使ったものにしたいところです。

使用例5

image.png
雨センサとして、0.5mmのステンレス線で編んでみました。
水滴が着くと反応します。

応用

音を鳴らす代わりに、LEDストリップを光らせたり、リレーを動かしたりしてもいいですね! 考えてみましょう!

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