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アーロンチェアのガスシリンダを交換する

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コロナ期間になり外出もせずPCワークで一箇所に座ったまま一日が終わる日も珍しくない。
年齢も老害になって、簡易なイスではいろいろとキツくなりアーロンチェアを導入した。

アーロンチェアのメリット

  • 簡易イスに比べ、肉体的にかなり楽になった
  • 座面が大きく、意外と姿勢の自由度が大きい
  • 基本ワーク姿勢専用ながら、意外とリラックス姿勢も取れる
  • メッシュが涼しい・温かい
  • メッシュが汚れに強い
  • 中古市場で入手しやすい
  • 保守パーツも入手しやすい

上記のうち、いくつか意外なメリットがあった。

  • 温かい
    ファンヒーターを背後に置いておくと、メッシュを通して温風で温まることができるというのが以外に効果が高かった。
  • リラックス姿勢も取れる
    自分の使用方法では、VRゴークルを使ったときの姿勢としてなので実はぜんぜんリラックスしているわけではないのだが、
    後傾姿勢を取るときに背面に首を乗せてVRゴークルの重さをオミットするのが首に負担をかけなくて楽。

さて、アーロンチェアはかなり頑丈であり、それに加えて長期保証がついている。今回中古で購入したので保証を受けることはできないけれども、頑丈さはかなり気に入って使っていた。しかしながらアーロンチェアの部品のうち、ガスシリンダーだけは2年保証。そして先日ガスシリンダーが「バシュー」という音と共に逝ってしまった。

ガスシリンダパーツ

ガスシリンダはハーマンミラーに送り返さなくても、自分で交換できる。
シリンダパーツは1万〜2万程度。

しかしながらガスシリンダーはどうやら規格品みたい。amazon.com で調べてみたらこれが使えそうだった。

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2022/10/19 に注文、2週間ほどで届く案内が出てきたが・・・待てど暮せど来ない。

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輸送中に紛失したらしい! 仕方がないので ReFund。

2022/11/9 にもう一度注文して、今度は一週間ぐらいで届きました。
到着したシリンダ。
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手袋やレンチやネジなど入っています。右の青いカードは取扱説明書でもなんでもありません。
ネジはシリンダを囲っているスペーサーやネジはなんだろう? と思ったのですがこれは旧シリンダを外すのに使う治具らしいです。説明が amazon.com のページにありました。

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今回はそれに気づかずにシリンダ本体のみ使いました。

比較。上がもともと付いていたシリンダ。後の作業で外していたものです。下の互換品のほうが少し大きいです。大きいために脚部の中心からの出っ張りがすこし大きくなる感じです。
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互換品には左に青いキャップがついています。何かな?と思ってそのままつけてしまったのですが、キャップは取付ける前に外しておいた方が良かったです。

アーロンチェアの分解

座面のネジを外していきます。L型レンチでは固くて、ラチェットハンドルを使わないと外せませんでした。
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反対側は、ネジが固着していてインサートの方が抜けてしまいました。しかしながらそのまま組み戻しは問題なくて一安心。
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このアームも外してきます。ここらへんはホコリっぽいのが積もってますが・・・
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アームを外すと座面の取り外しができます。座面の下のボックスはホコリっぽいのが積もっています。これはメッシュで擦れた衣類の繊維です。メッシュ使ったイスはこうなるのは仕方がないですね・・・。
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掃除してからボックスの隙間にヘラなどを差し込んでボックスカバーを外します。
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今回はマイナスドライバーで簡単に外れました。

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この位置にあるレバーを下に押すことで、シリンダの昇降ができる仕組みです。このプラスチックのモジュールをネジ2本で外します。
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シリンダの頂部が見えます。これをハンマーで叩いて抜くのですが、引っ込んでいるので適当な治具を噛ませて叩きます。今回は16mmのソケットレンチがちょうどよかったです。叩いてシリンダが下に抜けるように、脚部とシリンダの間にクッションを挟んでおいたのですがもしかしrたらそれは必要なかったかも知れません。50回ぐらいガンガン叩いたら取れました。
先に記した、新シリンダーについてきた取り外し治具を使ったほうが良かったかな?
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脚部の下に出っ張っている部分も叩いてガスシリンダーを抜きます。
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抜けたところ。
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新しいシリンダーを取り付けます。青いキャップをつけたまま取り付けてしまったので、ここで外さないといけなくなりました。事前に外してから取り付けておくのがいいですね。
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後は組み立てを逆にして、完成です。

交換して

amazon.com の口コミで、オリジナルよりガタがない、オリジナルより高く伸びる、という称賛が記されています。
ちゃんと測ってなかったのですが、確かにシリンダのストロークがオリジナルよりちょっと大きくなった気がします。
長い作業の間に座面高さを頻繁に変えて、座る姿勢を変えて体をほぐしているので可動範囲が広くなったのはかなり良いです。

シリンダの入手について

今回、Amazon.com から入手しました。1週間〜2週間、値段は送料込みで20ドル〜30ドルでした。
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今回の購入品は品質は良さそうですが、交換自体は直径とストロークさえ合えばいけそうです。

オリジナルの直径は シリンダ部直径50mm x 長さ200mm , アーム部直径28mm x 長さ45mm〜170mm シリンダ+アーム全長 245mm〜370mm でした。

日本でもかなり安いシリンダが入手できそうですが、上記に合致するものだと使えるかも知れません。

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