30分で Gauche / Scheme にチョット慣れる
https://qiita.com/nanbuwks/items/fa784e5793cd8cfd2cb3
環境
- Ubuntu 20.04 LTS / Ubuntu 22.04 LTS
- Mac も同様? (未検証)
- Gauche は Ubuntu レポジトリ / homebrew からインストール
- Ubuntuレポジトリインストール ( Ubuntu20.04 2022年02月22日 )
- Gauche scheme shell, version 0.9.6 [utf-8,pthreads], x86_64-pc-linux-gnu
本体と、rlwrapのインストール
インタープリター環境のREPL を使う場合、rlwrap を使うと入力補助ができる。gauche と一緒にrlwarp もインストールします。
Ubuntu の場合
レポジトリからインストール します。
$ sudo apt install gauche
$ sudo apt install rlwrap
macos の場合
homebrew からインストールします。
$ brew install gauche
$ brew install rlwrap
起動
$ gosh
で起動します。
(exit)
で終了します。
以下のようにして起動すると、矢印で履歴が呼び出せるようになります。
$ rlwrap gosh
入力補完
「改めてGaucheとrlwrapの連携について - 再帰の反復blog」
https://lemniscus.hatenablog.com/entry/20100701/1277990269
に掲載されているプログラムを使いました。
コピペしてmake_gosh_completions.scm というファイルにし、
$ gosh make_gosh_completions.scm > ~/.gosh_completions
として予約語ファイルを作ります。
$ vim ~/.bashrc
として、以下を末尾に追加
export RLWRAP_EDITOR='vim -c "set filetype=scheme"'
alias gosh='rlwrap -c -q '\''"'\'' -b "'\''\"\`(){}[],#@;|" gosh -i -I "."'
alias の書式は
「UbuntuにScheme処理系Gaucheをインストールする: いおりのプログラミングめも」
http://fanblogs.jp/iorisprogramming/archive/19/0
に掲載されているものを使いました。
$ source ~/.bashrc
として反映します。
$ gosh
で起動して、履歴や補完ができることを確認します。