はんだづけのワークショップでArduino互換機を作り、そのまま実験のワークショップができるようになっています。
ワークショップの準備にブレッドボードなどを用意する手間がかかるため、なるべく簡単にワークショップができるように工夫しています。
大勢が一斉に実験すると誰のものかわからなくなりがちなので、名前欄があります。オープンソースハードウェアで、誰でもこの設計を利用することができます。
写真は基板メーカーの PCBgogo の日本ユーザミートアップのイベントで配ったものなので、PCBgogo のロゴがついています。
タッチホイールが基板についています。タッチセンサーとして実験ができます。ソフトを工夫するとホイールや、8方向ジョイパッドとしても使えます。10MΩの抵抗でデジタルポートのD2〜D10につながっていて、D2〜D10を使っても通常の実験の範囲では干渉しないようになっています。
スピーカを標準で装備しています。アナログポートのA0につながっているので、音センサとしても使うことができます。
細かいはんだづけとなるUSBシリアル部分は自分で組み立てずに、モジュールとして買ってきたものを取り付けます。採用したこのモジュールはPCとの相性問題や偽物チップ問題も少なく、便利に使える
ので差し込み式にして他の用途にも使えるようにしています。
USBシリアルモジュールは収納して、持ち運びに便利なようになっています。
GROVE端子。面白いセンサーなどを簡単につなぐことができます。赤いスイッチはリセットです。
組み立て
抵抗10M(茶黒青金)を9本、LED用抵抗(橙橙茶金)を取り付けます。
10k抵抗(茶黒橙金)
バイパスコンデンサを取り付けます。
スピーカ、GROVE端子、リセットスイッチ、LEDを取り付けます。LEDをは足が長いほうが下。
ウラ面。基板にミスがありました。一箇所ジャンパーを配線します。