GEPS。政府の電子調達システムを利用するための PC 設定。
Java 版の電子入札システムに比べるとまだ楽だけれど、やっぱりやたらめったらややこしい。
環境
- 2021/08/31 ~ 2021/09/16 での検証
- MS-Windows10 Pro 64bit / MS-Windows8.1 Pro 64bit
- Internet Explorer ( 笑 )
- バージョン 21H1 OSビルド 19043.1237 (Windows10上)
- 11.0.9600.20120 (Windows8.1上)
- 同じ PC で Java 版の電子入札システムをセットアップ済み
- AOSign の電子証明書 IC カードを電子入札用に使っているので、これを GEPS でも使う
事前準備
ここで利用者登録をしておく必要があります。
「利用者登録方法選択」
https://www.p-portal.go.jp/pps-web-biz/UZA01/OZA0102
電子証明書種別は、「民間電子証明書(ICカード)」を使うことにします。
設定資料
必要環境は以下を見て、合わせます。
https://www.geps.go.jp/how_to_use
Internet Explorer が 32bit の指定がありますが、以下の「設定」の「拡張保護モード」の設定で 32bit に設定するので特に気にする必要はありません。
設定
https://www.p-portal.go.jp/pps-web-biz/UZA01/OZA0122
このページに沿って、以下を行います。
- プラグイン(アドオン)セットアップ
- 拡張保護モードの無効化
- ブラウザ拡張の有効化
- 信頼済みサイトの登録
- セキュリティレベルのカスタマイズ設定
- ポップアップの許可設定
- プラグイン(アドオン)の確認
プラグイン(アドオン)セットアップ
調達ポータル・電子調達システムプラグイン をインストールします。
「ICカードを利用する場合のインストーラー(zip形式:1.2MB)」
を先のリンクからダウンロードして展開、Setup-ICを実行します。
拡張保護モードの無効化
IE の 「ツール」- 「インターネットオプション」の「詳細設定」の「セキュリティ」セクションで以下が無効になっていることを確認
- 拡張保護モードで 64 ビット プロセッサを有効にする
- 拡張保護モードを有効にする
ブラウザ拡張の有効化
以下が有効になっていることを確認
- サード パーティ製のブラウザー拡張を有効にする」
信頼済みサイトの登録
IE の 「ツール」- 「インターネットオプション」の「セキュリティ」の「信頼済みサイト」ゾーンで「このゾーンのセキュリティのレベル」を「中」にし、「保護モードを有効にする」を有効にし、「適用」ボタンを押す。
更に「サイト」ボタンを押して以下の Web サイトをゾーンに追加し、「閉じる」。
セキュリティレベルのカスタマイズ設定
IE の 「ツール」- 「インターネットオプション」の「セキュリティ」の「信頼済みサイト」ゾーンで「レベルのカスタマイズ」を押して「セキュリティせ設定」画面を出し、以下の設定をする。
- 「ActiveX コントロールとプラグイン」ブロックの「ActiveX コントロールとプラグインの実行」を「有効にする」
- 「ActiveX コントロールとプラグイン」ブロックの「スクリプトを実行しても安全だとマークされている ActiveX コントロールのスクリプトの実行」を「有効にする」
- 「スクリプト」ブロックの「java アプレットのスクリプト」を「有効にする」
- 「スクリプト」ブロックの「アクティブ スクリプト」を「有効にする」
- 「その他」ブロックの「サーバーにファイルをアップロードする時にローカルディレクトリのパスを含める」を「有効にする」
ポップアップの許可設定
IE の 「ツール」- 「インターネットオプション」の「プライバシー」の「ポップアップ ブロックを有効にする」となっている場合は、「設定」で許可するサイトに以下を追加する
プラグイン(アドオン)の確認
IE の 「ツール」- 「アドオンの管理」の「表示:」を「すべてのアドオン」とし、「EpsMainCtrl」の状態を右クリックして「有効」にする。
InternetExplorer の変更反映
InternetExplorerを再起動する