WSL を使おうとして、
このようになったときは WSL をインストールする必要があります。
環境
- Microsoft Windows 11 Pro 24H2
- WSL 2.4.13.0
- Ubuntu 24.02.2 LTS
- テスト日 2025/4/16
インストール
まず Windows PowerShell を 「管理者として実行」します。
以下のようにコマンドを実行します
> wsl --install
インストール後、再起動すると wsl のアイコンが増えますが・・・
選んでも黒い画面が一瞬出るだけではてな?
Windows PowerShell をもう一度起動して調べてみると・・・
PS C:\WINDOWS\system32> wsl -v
WSL バージョン: 2.4.13.0
カーネル バージョン: 5.15.167.4-1
WSLg バージョン: 1.0.65
MSRDC バージョン: 1.2.5716
Direct3D バージョン: 1.611.1-81528511
DXCore バージョン: 10.0.26100.1-240331-1435.ge-release
Windows バージョン: 10.0.26100.3775
インストールはされているみたいですが・・・
PS C:\WINDOWS\system32> wsl
Linux 用 Windows サブシステムにインストールされているディストリビューションはありません。
この問題を解決するには、以下の手順に従ってディストリビューションをインストールしてください:
'wsl.exe --list --online' を使用して利用可能な配布を一覧表示する
および 'wsl.exe --install <Distro>' を使用してインストールしてください。
なるほど、今までは Ubuntu が自動でインストールされていたのがそうではなくなったみたいです。
インストールできるのはどれかな・・・
PS C:\WINDOWS\system32> wsl --list --online
インストールできる有効なディストリビューションの一覧を次に示します。
'wsl.exe --install <Distro>' を使用してインストールします。
NAME FRIENDLY NAME
AlmaLinux-8 AlmaLinux OS 8
AlmaLinux-9 AlmaLinux OS 9
AlmaLinux-Kitten-10 AlmaLinux OS Kitten 10
Debian Debian GNU/Linux
SUSE-Linux-Enterprise-15-SP5 SUSE Linux Enterprise 15 SP5
SUSE-Linux-Enterprise-15-SP6 SUSE Linux Enterprise 15 SP6
Ubuntu Ubuntu
Ubuntu-24.04 Ubuntu 24.04 LTS
archlinux Arch Linux
kali-linux Kali Linux Rolling
openSUSE-Tumbleweed openSUSE Tumbleweed
openSUSE-Leap-15.6 openSUSE Leap 15.6
Ubuntu-18.04 Ubuntu 18.04 LTS
Ubuntu-20.04 Ubuntu 20.04 LTS
Ubuntu-22.04 Ubuntu 22.04 LTS
OracleLinux_7_9 Oracle Linux 7.9
OracleLinux_8_7 Oracle Linux 8.7
OracleLinux_9_1
なるほど、改めて以下のようにしてインストールしてみます。
PS C:\WINDOWS\system32> wsl --install -d Ubuntu
ダウンロード中: Ubuntu
インストール中: Ubuntu
ディストリビューションが正常にインストールされました。'wsl.exe -d Ubuntu' を使用して起動できます
Ubuntu の起動と初期設定
メニューから Ubuntu が使えるようになっているみたいです。
Windowsのユーザ名を admin にしていたのですが、内部で競合が起こっているらしいです。
別の名前で登録、パスワードを設定すると使えるようになりました。
インストールは 24.04 LTS が入りました。
$ cat /etc/issue
Ubuntu 24.04.2 LTS \n \l
このあと、
$ sudo apt update
と
$ sudo apt upgrade
作業を行っておきます。