Raspberry Pi / Banana Pi / NanoPi などの Pi 系ボードで PukiWikiをつくる
組織内にプライベートWikiをつくる
- サーバマシンを置かなくても、クラウド契約しなくても、オフィスにPiボードを置いてさくっとつくる。
- 部外者に見せたくないようなものを共有するときに。
- パブリックに公開するときは無料Wikiサービスを使おう。
Pi系ボード
Raspberry Pi、およびRaspberry Piのように使えるLinuxシングルボードコンピュータ。
以下のような感じで使うことができる。
- Debian系のLinuxが使える
- GPIOの並び、機能はRaspberry Piとよく似ている
- GPIOの操作ライブラリとしてWiringPiが使える
PukiWikiとは
- Wikiのスタンダード的な存在。
- グループの情報共有に便利。
- 軽量マークアップで簡潔に情報をまとめることができる。
- 軽量マークアップとしてはmarkdownがあるが、PukiWikiで記述するのはwiki記法と呼ばれるもの。5分もあれば慣れる。
「NanoPiでプライベートWikiをつくろう」のセミナー資料です。
セミナーでは、講師のNanoPiのアドレスが192.168.100.38でした。sshでログインしてscreenを共有しましょう。
screenのセッションは「hogehoge」(root)です
以下はスーパーユーザ権限で作業して下さい
事前準備
wget unzip vim をインストール
apt-get update
apt-get install wget
apt-get install unzip
apt-get install vim
Apache2
apt-get install apache2
で /var/www/html/index.html を編集して確認。
PHP5
apt-get install php5
vim /var/www/html/test.php
内容は以下の通り。
<?php
phpinfo();
?>
http://{PiのIPアドレス}/test.php
にアクセスして、以下のようなページが表示されればPHPのセットアップはOK。
pukiwiki
https://pukiwiki.osdn.jp/?PukiWiki/Download
ダウンロードして、 /var/www/html
に配置
wget 'https://ja.osdn.net/frs/redir.php?m=iij&f=%2Fpukiwiki%2F64807%2Fpukiwiki-1.5.1_utf8.zip' -O pukiwiki.zip
rm /var/www/html/*
cp -r pukiwiki-1.5.1_utf8/* /var/www/html/
chown -R www-data /var/www/html/*
chgrp -R www-data /var/www/html/*
http://{PiのIPアドレス}/
にアクセスして、以下のようなページが表示されればセットアップ完了。