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表面実装はんだづけの練習で静電気ディテクタをつくってみる

Last updated at Posted at 2023-03-02

静電気ディテクターのキットをつくってみました。

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静電気を検出して赤く光ります。

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はんだづけのトレーニングキットとして、ワンコインぐらいで頒布できるものとして考えてみました。

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はじめての、はんだづけのために部品を最小限にしています。
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すべての部品は表面実装です。表面実装でも道具さえ揃えたらむしろ簡単、ということを示すためのキットでもあります。

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小さな部品に見えますが、通常使う表面実装の抵抗とくらべ超デカ抵抗の1206サイズ(JIS3216サイズ)のものを使用しています。

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一番左を使います。デカっ!
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ちなみに、現在商用製品は大体0402以下が使われています。自作用の大きめとして用意される表面実装抵抗も 0603 であることが多いです。

回路

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FETやLEDが2つあるのは、タイプの違う部品をつけられるようにパターンを冗長につくったからです。

実際は、Q2,R4,D2は使わず、ディスチャージ用スイッチも指でパターンを押さえることでSW1を取り付けなくてもいいようにしました。

J1はGROVE互換コネクタで、腕に覚えのある方はマイコンにつなげることもできます。

JP1, JP2 は R4 を実装したときにカットします。キットでは R4 を実装せずに CR2032 電池の内部抵抗で電流制限をするので JP1、 JP2 はそのまま使います。

つくってみよう!

部品の確認

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向きをこの時点で並べておきましょう。右上のLEDは緑のマークが左側になります。
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道具

  • 細いはんだ
  • はんだごて
  • はんだごてスタンド
  • こて先クリーナー
  • ピンセット

はんだごては細いものである必要はなく、むしろ太いほうが使いやすいです。
筆者が行うワークショップでは、 T12 の K型を使っています。
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ハンダ線がは細いものが必要となります。0.6mmぐらいのものを用意しましょう。

はんだづけ

まず、Q1からはんだづけします。この位置にはんだを盛っておきましょう。

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ピンセットでFETの位置を合わせ、さきほどのはんだを溶かしてくっつけます。

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残りの足をはんだづけします
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Q3も同様に真ん中にはんだを盛ります。
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同様にしてピンセットでランドの上のはんだを溶かしてQ3 を取り付けます。うまくできたら残りの足をはんだづけします。真ん中ははんだづけしなくてもOKです。
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抵抗 R1 の片側にはんだを盛ります。
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先程の場所に抵抗 1005 をはんだづけした後、逆側もはんだづけします。
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同様に、R2に 1001,とR3に 1004 をはんだづけします
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一番難しいLEDをはんだづけします。LEDは熱をあまりかけていると溶けてしまうので、手早くはんだづけしましょう。緑のマークが左になるようにします。
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電池ホルダをはんだづけします。

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完成!
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立てて使います。
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静電気を検出すると赤く光ります。
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静電気を検出しているところ
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(2023/04/14追記)
GitHub にレポジトリを作りました

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