かつてよく使った Guest 共有。パスワードなしでアクセスを実現するものでした。
Windows11では Guestユーザはなくなっていますが、同様な共有をなるべく手間なく実現してみます。
環境
Windows11 Pro
Strategy
レジストリをアレコレしたりしても WindowsUpdate でよく調子が悪くなる。Windowsの標準機能を応用した方法だと、少しは安定しているかな?
Windows の標準機能として、「パブリックフォルダーの共有」機能を使います。
「パブリックフォルダーの共有」を有効にする
このようにすると、各ユーザフォルダのパブリックフォルダがパスワードなし共有されるらしい。しかしながら適切に設定すると、他のフォルダでも同様にパスワードなし共有が可能になる。
任意のフォルダを共有する
共有に供したいフォルダを右クリックし、共有の詳細からアクセス許可を Everyone を対象にフルアクセスに設定する。
トラブルシューティング
以下のようなエラーが出て共有リソースにアクセスできない場合がある。
「・・・・ にアクセスできません。このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない可能性があります。アクセス許可があるかどうかこのサーバーの管理者に問い合わせてください。
参照されたアカウントは現在ロックアウトされているため、ログオンできない可能性があります。」
これは、アクセス元からアクセスに使うユーザ名がアクセス先にも存在し、パスワードが2つの間で異なっている場合に起こる。
アクセス元からアクセスに使うユーザを適当に Guest などとすればいいのであるが、アクセス資格情報を記憶してしまったときは以下のようにしてアクセス資格情報を編集する。
ユーザ名をGuest などと適当に入れ、パスワードは空白にして 「OK」するとアクセスするようになる。