今まで Web ベースの「国税庁 確定申告書等作成コーナー」を10年以上使ってきました。
長らく IE 縛りでしたが、 pdf を印刷して提出という方法を使えば Linux においても UA 偽装して問題なく作成ができていました。
2023年、 インボイス番号を取得するために e-Tax を使いましたが、マイナンバーカード連携にスマホでQRコードを読み込ませる方法を使うことで、インボイス番号を取得できました。
同じようにして、確定申告もマイナンバーカードでできるのではないかな? 試した記録。
環境
- Ubuntu 22.04 LTS
- Google Chrome バージョン: 121.0.6167.160(Official Build) (64 ビット)
作ってみる
今年の確定申告書作成コーナーです。
「スマートフォンを利用して e-Tax 」を選ぶと・・・
なんてこった!
推奨環境として、Windows だったとしても Firefox は×になっています。なぜかな・・・それはそれとして、 e-Tax で Linux 上の Google Chrome で QR コードは使えていますので仕組み的に使えないということはないはずです。単に何も考えずに OS でキックアウトしているだけっぽいです。
作戦変更
では、「印刷して提出」でデータを作り、それを Linux PC 以外のブラウザで提出することにします。
こっちも Windows 縛りは有りますが、無視して進めます。こちらは異なる環境でも通してくれました。
入力が終わり、最後の画面になったら一つ前の画面に戻ります。
1つ前の画面でデータを保存します。
ここで保存したデータをスマホで読ませたらどうかな・・・
# スマホで
スマホで確定申告コーナーを開いて
負け
結局、データを WindowsPC に持っていって再開しました。
QRコード一発かと思ったら、何度も読まさないといけなくて結構煩雑。
そして Windows PC で提出だけのつもりだったのですが、医療費控除などが自動で追加修正されてなんとか提出を終えました