2024/10/16 追記
EasyEDA 記事の記事一覧を作りました。併せてご覧ください。
#「EasyEDA Pro を使ってみよう! 記事 index」
JLCPCB で基板を作る時に便利な EasyEDA を使ってみます。
今回は、Online 版。
プロジェクトを作る
https://easyeda.com/
にアクセスして、「Design online」を押します。
「Pro Edition」と「Std Edition」があります。ここは「Pro Edition」一択です。
試してみましたが、 Pro Edition でないとかえって厳しいところが多々ありました。
画面が開きます。過去に作成したプロジェクトなどがここに表示されています。
新しいプロジェクトを作成します。わかりやすい名前を決めましょう。
Schematic モード
Schematic1 1.p1 を選ぶと回路設計画面が表示されます。
最初の設定
デフォルトだと File-Save しないと保存されないです(Webアプリなのに!)。頻繁にSaveする必要があります。
また、 Auto save オプションを設定しておきましょう。
「Settins」-「Save」-「Auto save」を「Enable」に。
パーツを選ぶ
Component ボタンを押します。
パーツ一覧が表示されます。
ここで、必要なパーツの名前で検索して、「Place」を押すと回路図に反映します。
抵抗の値はωになっていますが、昇順になっていて使いやすいです。
単に Resisters で検索した場合は、抵抗の値がΩになりますが、文字列ソートなので m/k/M あたりが混在してとても使いづらいです。その場合は "Chip Resisters"などを改めて選択し直します。
パーツを選ぶコツ
部品がたくさんありますが、リストから選ぶ場合は基板に搭載するパーツをこの段階でひとつひとつ選んでおく必要があります。パーツは同じ機能だけれども別製品がたくさんあります。どのメーカーのどの型番か、というのをFIXしないといけません。
- 膨大にパーツがあって、何を選んだらいいかわからない
- 膨大なパーツから、どうやったら目的のものにたどり着けるのか
- リストにないパーツはどのようにしたらいいか?
- めんどくさいぞ。リストから選ばない方法は?
これらのノウハウについては、別記事にまとめます。
パーツを配置
パーツを置いて、配線をしていきます。
パーツの回転はスペースです。
配線
配線ボタン
キーボード・ショートカットは Alt+W ですが、Webアプリでデンジェラスな Ctrl+W があるので微妙。
パーツ番号
パーツ番号は結構手作業で振り直す必要があります。
また、サブモジュールを使う場合は以下のように手作業で割り振りをする必要があります。
完成
できたら次は PCB の設計に移ります。