基本情報技術者試験(FE)とは
情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。
情報システムを構築・運用する「技術者」から情報システムを利用する「エンドユーザ(利用者)」まで、ITに関係するすべての人に活用いただける試験として実施しています。特定の製品やソフトウェアに関する試験ではなく、情報技術の背景として知るべき原理や基礎となる知識・技能について、幅広く総合的に評価しています。
(IPAのHPより引用)
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_08gaiyou/_index_gaiyou.html
基本なのか
基本と言っても良いレベルで、試験の勉強前後では社内ミーティング等で出てくる技術的な話題に置いて行かれることはなくなった。
しかし、あくまで概念的な面が主で、プロダクトごとには自分で調べる必要がある。
例えばDBに関して、基礎知識は得られても、具体的な「MySQLとDB2の違い」とかの話題になるとそこは個別の知識が必要になってくる。
ただ、ミーティング内で「DB接続の際はデッドロックに気をつけて~~」とか汎用的な用語に関しては詰まることはないと思う。
弊社での取得率(肌感)
開発部門の人だけで換算しても、6割前後くらいといった感じ。
取っていない人の中でも、取れるけど面倒な人と、普通に取れない人が混在している。
きちんと計測したわけではないが、周囲の印象としてはこんなレベル。
勉強したこと
・テキスト読む
・過去問を解く
・過去問を再び解く
・過去問を再び解く
(以下繰り返し)
勉強時間
大体、30時間前後?
勉強内容
テキストを全部読んでから、過去問を繰り返し解いた。
理解して解けた問題は、次回以降適当に解いて、解けなかった問題について重点的に復習。
3年間の春秋で計6回分。一周には3時間もあれば終わる。
正直、一週目以降は問題文はそこまで読んでないです。
一周したら、問題の主旨が分かると思うので、それに合った知識を埋めていく感じ。
解けなかった分に関しては、周辺の知識も一緒に覚えていくと良いかもしれない。
例えば、RAIDについて聞かれた問題を間違えたなら、RAID5とかまで覚える感じです。
総括
これに受かったからつよつよエンジニアになれるとは思えないが、つよつよエンジニアになるためには、これに余裕で受からないと無理だろうなって感じでした。
受けた方が良いか
IT全く分かりませんって人なら受ける意味はあると思います。
ただ、受かったから仕事がうまくいくとかはないです。
受かるために受ける?
受かるために受けてもまあ良い。
これらの知識を全て暗唱できる必要はなくて、雰囲気で内容がわかっていれば良いと思います。
「SSH通信とはこのような仕組みで、こういう場合に使用する」まで分からなくても、「SSH通信っていう、セキュアな通信プロトコルがある」ってのが分かっていれば(基本情報取るレベルとしては)十分。
※もちろんこれは弊社に限る話なので、どこでもそんな感じで行けるとは保証しかねます。