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今どきの自作PCを作る時の心得

Last updated at Posted at 2021-10-30

今どき自作PCは流行りなの?

かなり前は自作PCは大流行ですが、今ではそこまで大きな市場を持っていません。

結論的に手間とかも考えれば一般的なPCであればメーカー製やBTOのが安価になるためです。

ですが、自作PCはきちんと考えて作れば、将来的にも経費が節減でき、かつ、余計なモノを購入する必要もないので、地球環境にもよろしくなります。

自作PCを初めて組む時

具体的な自作PCの組み方は、他の記事を参考にしてみて下さい。

最も最小限でとりあえず動く自作PCは

以下のパーツとなります。

・CPUもしくはAPU
・メモリ
・グラフィックボード(CPU内蔵グラフィックやAPUを利用時は不要)
・マザーボード
・電源
・キーボード

足りないものが確かにありますが、これで確実に動作させることができます。

このスペックは、自作PCを組み上げる時の最初のステップとなり、自作PCの最初の動作確認に必要なものとなります。

UEFI-BIOSさえ動けば良いのです。

普通なら必須となるパーツ

・M2.SSD もしくは SATA SSD もしくは HDD

今どき、HDDをブートデバイスとして使うのはもう時代の終わりと考えてよいでしょう。
しかし、大容量のストレージが安価に必要な方には今でも需要があります。
・USBマウス

USBマウスは必須です。USBドングル付のマウスでも構いません。

※ただし、Windowsをマウスなしでインストールすることも可能です。
この場合USBマウスは不要です。

なくても良いパーツ

・CD/DVDドライブ、ブルーレイドライブ

今はOSはUSBメモリからインストールすることができます。
Windows 11に至っては、DVD-ROMに入らないサイズとなっていますので、
ブルーレイに焼くか、USBメモリにイメージを置く必要があります。

あると良いかもしれないパーツ

・LANカード、無線Wi-Fiカード
・サウンドカード(もしくはそのUSB版)
・キャプチャカード(もしくはそのUSB版)
・EPS12V延長ケーブル=CPUまわりの電源の供給をきれいに配線したい方には必須です。

CPUブランドの選び方

Intel

比較的高サイクルでCPUとCPUソケットが新しいのに更新されます。
組み上げてそのままあまりパーツを変えない方におすすめです。

安定志向の方にもおすすめです。

AMD

今では短くなってしまいましたが、それでもIntelよりも同じCPUソケットでのCPU提供期間が長く、長期的にマザーボードやメモリを流用しつつ、CPUをアップグレードしやすくなります。

また、速度面において現在AMDのが圧倒的に勝利しています。

マザーボードブランドの選び方

多数のブランドがありますので、最小限に割合します。

ASUS

ASUSは初心者向け、マニュアルも丁寧で、UEFI-BIOSの表示に関しても、きちんと日本語で表示してくれる優しいマザーボードです。

また、高価な分電源まわりがしっかりしている部分も特徴です。

Asrock

玄人向けのマザーボード。比較的安価に入手できるのが特徴です。

メモリの選び方

メモリはあまりにも多数のブランドがありますので、最小限に割合します。

CFD販売

国内でちゃんとサポートされているメモリです。初心者の方にオススメです。

Crucial、Corsair

今現在のメモリとしての鉄板メーカーです。

KLEVV

実はうちが今使用しているメモリだったりします。パッケージがそっけないものの、安価なのが特徴です。

Dualchannelをする時の注意

Dualchannelは一応他のメモリの同規格で動作する場合がありますが、一切奨励できません。

2枚組、4枚組等、全く同じブランドのメモリを使用するようにしましょう。

メモリ増設をするにおいても同様で全く同じブランドのメモリを使用するようにしましょう。

わずかなメモリ基盤の配線の違いだけで、Dualchannelが安定しなかったり、動作しないことがあります。

SSDの選び方

Intel

高価なものの、どのような使われ方をしても安定して動作することが特徴です。

Samsung

比較的人気なSSDとなります。

WD Blue、WD Black

老舗HDDメーカーのSSD、有償バックアップソフトが無料で使えるのも特徴です。

Seagate FireCuda

高速書き込みが特徴です。

Crucial

コスパが良いです。

東芝(現:キオクシア)

他のSSDは寿命が来ると全く何もできなくなるのと異なり、
キオクシアのSSDは Linux等に限りますが読み込みだけでもできるのが特徴です。

グラフィックボードの選び方

Geforce (NVIDIA)

PC市場ではほぼGPU専業
GPUとしての性能も高いものがあります。
NVIDIAのCUDA(GPUコンピューティング)を使う方にもおすすめです。

Radeon (AMD)

PCI Express 4.0により早く対応。
処理速度よりもグラフィックへの転送速度を重視する方におすすめです。

CPU内蔵 (Intel)

あまり高性能ではない傾向がありますが、おおむねのゲームは十分にできる性能はあります。

APU (AMD)

Radeon技術がそのまま活かされたものです。
PS4/5 等にも同様の技術が採用されており、パッケージ内で完結するために
PCI Express よりもより高速な転送速度が期待できます。

電源の選び方

一般的には使用する電力の倍のスペックの電源容量があると、最も電力使用量が少なくなります。

使用するワット数については電源計算機(ドスパラ)で計算してみると良いでしょう。

中古パーツを選んで良いかどうか?

中古パーツを選んでも良いのか、列挙してみます。

中古でも十分性能が発揮できる

・CPU
・メモリ
・マザーボード(但し美品であること)
・エンタープライズ向けHDD
・LANカード、サウンドカード

中古では寿命が心配

・電源
・M2.SSD、SSD、一般向けHDD
・キーボード、マウス

令和3年おすすめ構成

ゲーミング

AMD Ryzen7以上、AMD Radeon

動画エンコード

AMD Ryzen9以上、NVIDIA Geforce

サーバー

AMD Ryzen、AMD EPYC、ロースペックのグラフィックカード

とりあえずは何にでも使える

Intel Core5/7

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