はじめに
こちらの記事を読んで私もいろいろ考えたので個人的な考えを書いていきます
前提として下記のブログを否定する意図はございません
筆者のプロフィール
BTPの名前が変わる前のクラウドプラットフォームとかWEBIDE的なものから触ってます
SAPを中心としたクラウド関係のコンサルしたりしてます
引用ブログの主張
・本当に必要なんだっけ?
→SAPがS/4HANAになったことにより、クリーンコアで使う必要があり、そのために疎結合アーキテクチャーを持ち込むために使われている
その目的に対してライセンス費用も高いし、結合するためのアダプターなんてSAPみたいなメジャー製品は他の製品もある
ブログの主張に対する考え
ほぼ同意です
「なんでBTP?」っていう話はよく言われます
ライセンス費用もほかソリューションから移ってきた人は0が1個多くね?って言われるくらい高いです
SAPどっぷりな人はこれに何も疑問を持たず「SAPが推奨しているから」「お客さんがSAPを望んでいるから」で数百万、数千万の費用が通ると思ってるコンサルタントは多いです
そんなわけ無いだろ!って思いながら聞いてますw
考えが違う点
揚げ足とりレベルですが違う点を書いていきます
クリーンコアで使うためのBTP
下記の画像である通り、BTPでSide By Side拡張をしたからと言ってクリーコアになるわけではありません
また下記の画像の様にIn-App拡張でもクリーンコアで拡張する手段はありますのでBTPいらないけど拡張したいって人はその範囲で開発すればいいのかなって思います
ただここらへんのアーキテクチャーを理解したうえで実装まで出来るSAPコンサルっているの?問題は一定あるのかなと思います
BTPの役割価値
SAP BTPの現在の主な役割ですが下記の様なところになっていて、ブログの筆者さんは主に3~5あたり、特に5番の話が多いのかなと思っています
「結局費用対効果合わないじゃん?」っていうのはありつつ、それだけじゃないよってところは認識してもらえればいいかなと思います
https://youtu.be/2TPkDWjNceA?t=353
https://youtu.be/2TPkDWjNceA?t=400
最後に
別のブログでも記載していますが、最近までBTP関連の開発ルールなどは少なくSAPの方がコミュニティブログで作ってくれるレベルのものしかありませんでした
ただ最近は下記のようにアーキテクチャー、開発、方法論などの観点でまとめられているので皆さんも見ていただければと思います