記事を書こうと思った背景・経緯
仕事をしていて自分の思うPMOと実際にプロジェクトでPMOの人が果たしている役割・タスクについてGAPがあるなと感じて下記ツイートしました
思っていた以上にリアクションがあり、かつ賛同いただく意見が多かったのでまとめて書いてみよう思ってみました
ツイートで話してるPMOとは?
ツイートで話してる 「コンサルに入るとやらされるスキルの身につかないPMO」 とは・・・
一言でいうと 「プロジェクトを進めることのみに終始してる人」 ですかね
あとでちゃんとした定義も調べて書こうと思いますが、プロジェクトの進行を補助する人みたいなことを書かれてると思うんですよ
それを読んで
・会議の設定(会議の日時調整・会議室抑える)
・議事録の作成
・報告資料の作成
・・・
みたいな日々必要な雑用とも言える作業で終わってしまう人をイメージして書きました
もちろん大規模PJだとそういった作業をやってるとすぐ定時になってしまいそれだけで終わってしまうのもわかります
ただそれだけでは不十分だよねって話をさせていただければと思いました
PMOの定義
PMO協会
ググったらそういう協会があるみたいです
そこから引用すると以下のように書いていました
PMOとは"Project Management Office(*1)"の略です。日本語では「プロジェクトマネジメントオフィス」、「プログラムマネジメントオフィス」と一般的に呼ばれます。
PMOは、組織内における個々のプロジェクトマネジメントの支援を横断的に行う部門や構造システムを言います
IPA
IPAが出している「ITプロジェクトの「見える化」」という資料には以下の記載がありました
プロジェクト・マネジメント・オフィス(以下、PMO)は、企業や組織の全体価値の向上という視点から、複数のプロジェクトが円滑に実施されるように、より上位の統合的マネジメントを実現するために導入された組織であ
る。
PMとPMOの違い
たぶんPMOって言葉を聞いた人が最初に思うのはPMとPMOって何が違うの?話だと思います。
プロジェクトを支援したり、マネジメントしたりするならPMもPMO同じじゃないかと・・・
その場合、以下の図がわかりやすいと思いました。
PMは発注者側でもSIベンダー側でもプロジェクトが立ち上がってそれぞれにPMは存在します
またDXなどで発注側でも複数の目的がある場合、ビジネス側・IT側でそれぞれにステークホルダーがいたりして複雑になります
そこで全ての領域・会社横断して調整を行うPMOという存在が必要になるわけです
最後に
私の意見
Twitterで連投した内容を多少文章を整えて記載します
コンサルでSM以上になると、専門でもない会議に出て「論点がおかしい、進め方がおかしい」とか違和感に気がつく人いるじゃん
PMOの役割ってあれだと思うんだよ
会議室をとる、週次資料を作る、課題を整理してリスト化するとかは「PJを進行するための手段」だと思うのです
じゃあPMOの人はSM以上の人が持ってる超能力に見える予知能力が必要なのか?って言われるとそれは違くて、ちゃんと自分がやるプロジェクトの専門知識
それは誰が判断出来るか?位の知識はつけないといけないと思う
実際PJの進行上、大人数のプロジェクトだとそういう「雑用」をやる人がいると助かる
しかし忙しさにかまけて専門知識の勉強をせずにいると雑用係になって結果「PMOってスキルが身につかない」ってなるんだろうなって
寄せられた意見で参考になったもの紹介
上記で書いたPMOとこの記事で言ってることって何が違うの?っていうとこちらのninoさんのいう 「各セクションで宙ぶらんりんになったボールをあるべき場所におく」 が大切だと思いました
極論プロジェクトって時間が経てば絶対進む(毎日みんな出社して仕事してる)し、なんかしら仕事してればプロジェクトの支援は出来ているんですよね
でもそれじゃあだめだよね?ってことが伝われば嬉しいです
追記分 PMOの種類
この記事を執筆後、PMOって一言に言っても複数種類あるよね?って話がまとめて見ました