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SAP IntegrationSuite Cloud Integration編

Last updated at Posted at 2024-03-15

Cloud Integrationの概要

フローを作成することで連携を実現するプロセス連携サービス
データ連携やWorkflow連携は別サービスであるので使い分けが必要

ネットやSAPのコミュニティブログで検索する際は HCI(SAP HANA CLOUD INTEGRATION)CPI(SAP CLOUD PLATFORM INTEGRATION) で検索すると古い情報が出てくる(旧名称)
HCIは古すぎてさすがに参考にならないかもしれないが知っておくと便利

チュートリアル

ベストプラクティス

命名規約などの開発ルールの参考

実装における参考資料

実装はODataでS/4HANAからデータ取得するフローを作ろう! とかやるとユースケースが多すぎるので参考にしたブログなどを紹介します
詰まりそうなポイントは文字でフォロー入れます

共通:Configured Valueの設定

設定によって変えたい値や何度も使う値をConfigured Valueとして設定する
例えば接続情報や起動タイミングなど

コネクタ・連携方式別

OData

認証がBasicの場合などはモニター画面から接続情報(IDとパスワード)を任意の名前つけて作ってそれを指定してください

SAP ODataの既知の制限など
V4とV2それぞれあります

IDoc

IDocは非同期通信のためOutbound(S/4HANA→BTP)とInbound(BTP→S/4HANA)の設定方法がそれぞれ異なります

上記のOutbound、Inbound逆じゃね?って感じる方もいるかも知れないですが、SAPの世界では主体はS/4HANAです
通信方式も異なり、OutboundはSOUP APIとしてBTPのエンドポイントを呼び出してもらいますが、InboundではCloudConnector経由でデータを送ります

Outbound

Inbound

IDocのデータのダウンロード方法

RFC

RFCの接続情報(IDとパスワード)はBTPのコクピット画面のCloudコネクターのところで指定
場所を統一してほしい(^o^)

SFTP・FTP

SFTPとFTPの設定の方法はほぼ一緒でSSH接続用のHOSTファイルの設定の有無のみの認識です

JDBC

HANA DBとPostgreSQL以外は外部サイトからJDBCドライバーをダウンロードしてモニター画面からアップロードする必要があります
BTP上のJavaのバージョンが8だからかOracleは8関連のJDBCが必要になります
DB2は最新で動きました

SQL Server

Oracle

JDBC その他

JDBCで実行するSQLは普通のSQLとSQLをXML形式に変換したものがサポートされています
詳しくは下記を参考ください
SQLで使えるものも違いあります

3047564 - What to check for in CPI JDBC connectivity with Oracle DB when an error occurs

3073748 - FAQ: JDBC adapter in SAP Cloud Integration

3140854 - Unable to upload ORACLE jdbc driver due 'jdbc driver null' error

Open Connector

SnowflakeをOpen Connectorに登録してCloudIntegrationから呼び出す

なぜかAdapterの認証欄に認証情報入れてもうまくいかずヘッダーに変数を作って登録したらうまくいった

変換処理・マッピング

XSLT

マッピング処理

マッピングファイル(.mmap)内で処理の作成方法

Simple expression

Cloud Integration内で使える関数みたいなもの
時間を現在日時を取得したり出来る

これよりも複雑な処理をしたい場合はGroovy、JSなどをサポートしてるのでそちらで対応

外部jarの活用など

Groovy(Javaのスクリプト言語みたいなもの)ではjarファイルをインポートすることが出来ます
あまり推奨された方法ではないと思いますが、Resourcesタブにファイルをアップロードすることで使用可能です
このブログ書いてる時点ではJavaのバージョンは8です

参考:XMLからスキーマーファイルの作成

マッピングなどで登録するにはXMLのスキーマーファイル(XMLの型情報みたいなもの)を登録する必要があります
下記のサイトにXMLデータを流すとスキーマーファイルを作成してくれます

参考:移送関連

Cloud Integrationで作成したフローを別のサブアカウントへ移動する方法はないかと思って探した結果出てきたブログ
試してないのでわからない

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