概要
・refinarycmsについての記事が少ない
・versionによってうまく動かない方法が多い
などの理由で使い方を習得するのに苦労したので作成方法をまとめます
#準備
RefineryはImageMagickに依存するので、まずそれからインストールします。
OSXの場合一番簡単なのはHomebrewを利用する方法です。必要な作業は以下のコマンドを実行するだけです。
$ brew install imagemagick
実装
install
Refinery gemをインストールします。
$ gem install refinerycms
create application
新規のRefineryアプリケーションを作成するために、refinerycmsコマンドをアプリケーション名を指定して実行します。
$ refinerycms refinary_sample
※refinary_sampleはアプリ名なので自由に変えてください
動作確認
アプリに移動してrailsを起動させます。
$ cd refinary_sample
$ rails s
http://localhost:3000/refinery にアクセスするとユーザー登録画面が開きます。
アクセスが確認できれば、無事に初期設定は完了です。これでサイトの作成が可能です!!
ただし、このままではデザインや設定が初期状態ですので、以下でサイト名の編集と日本語化を行ます。
編集
サイト名の編集
ここで設定した名前はHTMLのソースのtitleタグの値に使用されます。
エディタで直接開くか、以下のviコマンドを使って開きます。
$ vi config/initializers/refinery/core.rb
# Site name
- # config.site_name = "Company Name"
+ config.site_name = "my site name"
デフォルトではCompany Nameになっているので、# config.site_name = "Company Name"
のコメントアウトを外して自分の好きなサイト名をつけます。
日本語化
初期状態では言語が英語のままなので、日本語化します。
$ vi config/initializers/refinery/i18n.rb
- # config.default_locale = :en
+ config.default_locale = :ja
- # config.current_locale = :en
+ config.current_locale = :ja
- # config.default_frontend_locale = :en
+ config.default_frontend_locale = :ja
- # config.frontend_locales = [:en]
+ config.frontend_locales = [:ja]
さらに、seeds.rbの行頭にlocaleの設定を追加します。(これをしないとトップページの初期データが日本語化せず、編集できなくなります。)
$ vi db/seeds.rb
+ I18n.locale = ::Refinery::I18n.default_locale
$ bundle exec rails db:seed
サーバ起動後に管理画面(http://localhost:3000/refinery) にアクセスし、日本語になっていたら完了です。
参考文献
https://qiita.com/tbpgr/items/4a4890bc870b541a3d03
https://www.farend.co.jp/blog/2019/01/refinerycms/
http://railscasts.com/episodes/332-refinery-cms-basics?language=ja&view=asciicast