はじめに
仕事でAWSを使うことになり、「事前に勉強しておいて」 と言われたので、急遽 AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA) の試験に挑戦することにしました。
幸いにも、勤務時間内に勉強する時間をもらえた ため、業務の合間や手が空いた時間を活用して学習を進めました。トータルの勉強時間は 約60時間 です。その結果、2週間で一発合格できたので、どのように学習を進めたのかを紹介します。
1週目:基礎知識をインプット
まずはAWSの主要サービスについて理解するため、以下の書籍を使用しました。
📖 「AWS教科書 AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト テキスト&問題集」
この本を1周し、EC2、S3、RDS、VPCなどの基本的なサービスを把握しました。
SAAの試験では「このサービスは何をするものか?」を問われることが多いので、細かい仕様よりも ざっくりとした理解 を意識しました。
例えば、
EC2 → 仮想サーバー
S3 → オブジェクトストレージ
RDS → リレーショナルデータベース
VPC → 仮想ネットワーク
といった具合に 「これは何のためのサービスか?」 をイメージできるようにしました。
AWS教科書 AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト テキスト&問題集
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2週目:問題演習を徹底
基礎をつかんだら、無料の問題演習サイト 「Ping-t」 と AWS公式の問題集 を使って、ひたすら問題を解きました。
①🖥 Ping-tの使い方
1.最初は「AWS SAAの問題集」を1周
2.間違えた問題も正解した問題も問題解説をしっかり読む
3.7割以上正解できるようになったら本番を想定して通しで解く
特に 「問題の解説を読む」 ことが大事で、解説を読んで理解できれば類似問題にも対応できます。
ping-tの解説はとても詳しく図も使われていて分かりやすかったです。
ping-tサイト:https://mondai.ping-t.com/
📘 ② AWS公式の問題集(模擬試験)
AWS公式が出している模擬試験も受けました。
本番の問題形式に慣れるために活用し、どんな出題のされ方をするのかを確認しました。
この模擬試験を解くことで、
・AWSのベストプラクティスに基づいた選択肢が求められる
・単純な暗記ではなく、実際の運用を想定した問題が多い
といった傾向をつかめました。
Ping-tでの演習に加えて公式問題集を解くことで、本番のイメージをより具体的に持つことができました。
Cloud Practitioner(CLF)を持っている場合
私はすでに Cloud Practitioner(CLF) を取得していたので、AWSの基本概念はある程度わかっていました。そのため、実際には Ping-tの問題演習だけで十分 でした。
CLFを持っている人は、書籍を飛ばして Ping-tとAWS公式の模擬試験だけをやるのが最速ルート だと思います。
勉強時間の配分
勤務時間内 に1日平均 4〜5時間 学習
勤務外(通勤時間・自宅) に1日 1〜2時間 学習
合計:約60時間
まとまった勉強時間を確保できたことで、短期間でも効率よく学習を進められました。
まとめ
✅ 1週目:書籍でAWSの主要サービスをざっくり理解(CLF持ちなら省略可)
✅ 2週目:Ping-tの問題を繰り返し解く
✅ AWS公式の問題集(模擬試験)で出題傾向をつかむ
✅ 間違えた問題を重点的に復習し、7割以上正解できるようになったら試験に挑戦!
✅ 学習時間は合計60時間で合格
この方法で、2週間の学習でも無事に合格できました!
AWS SAAに挑戦する方の参考になれば嬉しいです。