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CYBIRDAdvent Calendar 2022

Day 19

現場エンジニアが担当するカジュアル面談のいろは

Last updated at Posted at 2022-12-18

はじめに

CYBIRD Advent Calendar 2022 19日目担当の@namikoroです。
18日目は@kyorokyoroさんの「UnityでAppleのストアアイコンのA/Bテスト」でした。

概要

サイバードでは、エンジニア新卒採用でカジュアル面談を行っています。
その名の通り、ゆるふわっとした面談になります。

そんなカジュアル面談には採用担当者は同席しないことに加え、新卒入社1年目の若手エンジニアが担当することもあります。
私は新卒入社4年目の2021年から担当するようになったのですが、初めはどのように行うのかわからずとても緊張しました。

そこで今回は、社内向け&自分の備忘録として書き残した「カジュアル面談のいろは」をご紹介していきます。

読者の中には応募者側でカジュアル面談への参加予定がある方もいらっしゃると思いますので、
実際に応募者からいただいた質問などもまとめておきます。

よろしければ参考にしてみてください。

本記事・カジュアル面談の前提

  • カジュアル面談は、ミスマッチを防ぐためにコミュニケーションを行う場です。
  • 正式な選考ではないため、合否の判定は行いません。
  • 応募者への会社説明は、カジュアル面談の前に済んでいます。
  • 応募者の志望度は必ずしも高まっているわけではないので、会社側からすると自社の魅力をより知って頂くアピールの場でもあります。
  • 参加メンバーは、エンジニアの社員2名、応募者1名。(採用担当者は不参加)
  • サイバードはフルリモートワークのため、カジュアル面談もオンラインで実施しています。

カジュアル面談の目的・ゴール

  • 会社や仕事について現場目線の話をして、自社への興味・関心を深める
    • 対話の中で応募者が興味のある分野をお聞きし、自社で行っていることと結び付けながら、サイバードではこんなことができるを提案する
  • 志望度や選考への応募意欲を高める

面談担当者の事前準備

  • 履歴書やエントリーシート、ポートフォリオ等が確認できる場合は、応募者の興味から自社との関連を探してアピールポイントを出しておく
    自己紹介や質問などから話を広げやすくなる
    <例> ツール開発に興味あり → コンテンツのデータ管理ツール、分析ツールなど

進め方・気をつけていること

  1. はじめ

    • 雰囲気づくり:「気楽にお話しましょう。」を伝え、話しやすいカジュアルな空気を作る
  2. 社員の自己紹介

    • 先輩エンジニア→後輩エンジニアの順で進行
    • お互いを知るために、自己紹介では名前だけではなく、担当プロジェクトや業務についてもお伝えする
      <例> 「技術2部のnamikoroです。イケメン王子でサーバーサイドのエンジニアをしています。」
  3. 応募者の自己紹介

  4. アイスブレイク

    • 事前資料や、先の自己紹介から気になったことをピックアップしておく
  5. エンジニア組織の体制説明

    • 自社の開発環境や使用している言語等を説明する
  6. 応募者への質問

    • なぜ応募しようと思ったのか、会社の理念は見ましたか
      ...など
  7. 応募者からの質問(本題)

    • 「会社説明など今までの話で気になった事や、他にも気になる事があれば聞いてください。」
    • 「休日は何してる?など、プライベートなことでも大丈夫ですよ。」
      とお伝えし、会社や仕事と直接関係のないことなど、聞きづらい質問もしていただけるようにする
    • 現場のリアルを伝えつつ、良いところや興味をもっていただけそうなところをアピールする
  8. 締め

    • カジュアル面談以降の選考の流れを伝える
    • ビデオ通話の終了方法を案内して、退出を促す
      <例>Meet:「下中央の赤い📞のマークをクリックして頂ければ退出できます。」

過去に質問されたこと・回答

◆会社について

  • 選考

    • プログラミングテストはあるか
      ある
  • 業務

    • 新規案件に関わることができるか
      職種問わず立案できる風土(実際に新卒1年目での立案もある)
      手を挙げれば、エンジニアとして関わることもできる
    • 残業はあるか
      基本的に、新卒入社1年目は定時終業で残業なし
    • 休日出勤はあるか
      突発的な不具合や作業で休日作業することはごくまれにあるが、代休が取得できる
  • フルリモートワーク

    • 通勤時間がないため、自分や家族のために使用できる時間が増える
    • 家事がしやすい
      • 洗濯機を回してお昼休憩で干す
      • 息抜きに掃除
    • 通勤時間をあまり考慮せずに自宅の場所を選べる(地方在住者も一部いる)
    • 仕事環境を自分好みに整えられること、また突発的に話かけられることもないので集中できる
  • 産休・育休の取得状況

    • 男性でも育休取得できるか
      取得できる
    • 産休・育休取得後に復帰できるか
      復帰できる
  • フレックスタイム制

    • 活用できているか
      できている。プライベートの予定に合わせることが可能
  • その他

    • どんな人が向いているか
      他人と話すことが苦手ではない人
      技術力が最低限あれば、何事にも積極的で将来像がある人が活躍している

◆エンジニアについて

  • 業務内容

    • どんなことをしているか
      開発、運用、改修
      仕様書に沿って実装、社内ツール整備、リファクタリング等
  • 新卒研修

    • 研修の内容は
      毎年調整されるので一概には言えないが参考程度に↓
      • ビジネスマナー等の人事研修は全職種共通で入社後1ヶ月ほど
      • 技術研修は、クライアント・サーバー・インフラ(・データ分析・品管)のローテーション
        →配属前に業務や適性の把握ができる
      • OJT担当・メンターがそれぞれサポート
  • 技術力向上サポート

    • 技術力向上のための取り組みはあるか
      業務時間での勉強会参加OK
      社内勉強会実施
  • 業務環境

    • 業務用のPCはあるか
      PCは貸与される
      • エンジニアは基本的にMacbook Pro
      • 希望によりWindowsも可
      • モニターも借りることが可能

◆その他(プライベートな事など)

  • やりがいを感じる時は
  • なぜ入社したのか
  • 学生時代は何をやっていたか
  • 休日は何をしているか

気をつけるといいこと

  • 社外秘の情報の共有は避ける

  • 後輩エンジニアと一緒に参加する時は、若手が話しやすい話題等に繋げるように話を振る

    • 新卒研修
    • 就活の心得
    • 仕事に関する考え方

さいごに

カジュアル面談についてはこれで以上ですが、最後にお伝えしたいことがあります。

弊社のような企業への就職を考えている人は、おそらく「エンジニア同士の空気感」のような、
実際に働いているエンジニアの雰囲気や人柄などが気になるかと思います。

私は人見知りのきらいがあるので、どんな人が働いているのか、
自分は将来どんな人たちと一緒に働くのかについて、就職活動をする際はとても重視していました。

こういった現場の雰囲気などは、選考に入るとお伝えするのが難しくなります。
その分、カジュアル面談ではエンジニアの雰囲気や所属している人の特徴などを、しっかりお伝えできればいいなと思っています。

お互いにギャップなく一緒に働く仲間を迎えられるといいですね!

CYBIRD Advent Calendar 2022 明日(20日目)の記事は@yuki_utsumiさんの「App Store Connectの審査情報をキャッチして通知する仕組み」です。
お楽しみに!

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