昨年からAIを活用したプログラミングに挑戦し、これまでに約10個のウェブアプリケーションを作成しました。
これまでに作成したアプリケーション(一部紹介)
3月: NPCシェア
5月: 画像販売用サンプルサイト
7月: アフィリエイトサービスシステム
9月: 独自コンテンツ販売用ファイル
10月: ペットのうた
これらのアプリケーションを開発したことは、以前の自分には到底考えられないことでした。
というのも、私は今でもHTML、CSS、JavaScriptを一行も自分で書くことができないからです。
AIを活用した開発の魅力
AIに質問しながら、必要なコードを作成してもらうことで、自分が思い描いたウェブアプリケーションを実現することができました。
今は素晴らしい時代ですね。
生成AIを活用したアプリケーションも、アイデアさえあれば、AIに相談しながら作成できます。
- 「どのようなコードを書けばよいか?」と質問すれば、具体的なコードが提示される
- 「このコードに問題点や改善すべき点はあるか?」と聞けば、より良い修正案を提案してくれる
- セキュリティ面についても、「セキュリティの問題点は?」と尋ねると、適切な対策が示される
AIを使う上での注意点
ただし、AIに頼りっぱなしではなく、コードの意味をある程度は理解しながら進めていくことが重要だと思います。
出力されたコードをそのままコピーペーストするだけでは、わりとすぐに壁にぶつかるはずです。
ですから、AIに「各コードに分かりやすい注釈を付けてください」と依頼すると、理解を深めながら進められます。
認証やセキュリティ対策(例:2段階認証)は特に複雑です。
私の場合、5つほどアプリを作成してようやく基礎的な理解ができた程度です。
アプリを作成・改良する際には、「セキュリティ面で問題点は?」と繰り返しAIに質問し、提案をもらいながら、試行錯誤を繰り返すことが大切です。
実際に起きた問題と解決方法
アプリを運用していると、問題が発生することもあります。例えば、
事例:LINEログインの問題
- AndroidやPCからは正常に動作するが、iPhoneではログインに失敗する現象が発生
- AIに問題点を尋ね、様々な提案を試しても解決しなかった
- 最終的にセッション管理の設定を sameSite: 'Lax' に変更し、
さらに redis-cli FLUSHALL でRedisセッションをクリアしたことで解決
この経験から学んだことは、AIの提案を鵜呑みにするだけでなく、自分で仮説を立て、試行錯誤しながら検証することが重要だという点です。
sameSite: 'none' と sameSite: 'None'
同じような記述でも、iPhoneの場合はその微妙な違いで結果が変わることもあるようです。
まとめ
AIを活用すれば、プログラミング初心者でもウェブアプリを作成できます。しかし、
- コードの基本的な意味を理解する努力は必要
- AIの提案を頼りにしつつも、自分で仮説を立てて試行錯誤する姿勢が重要
やはり「AIに任せればラクチン」というわけではありません。
適切に活用しながら、学びを深めていきたいですね