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Sublime text3でD言語開発環境構築したメモ

Last updated at Posted at 2015-06-05

つい最近D言語erとなったnamachan10777です。
D言語の開発環境としてはIDEやエディタのプラグインなどという形でいくつかありますが、ここではsublime text3での開発環境構築について書きたいと思います。

Sublime text3のインストール

Sublime Text 3
ここのページで自分の環境にあったものをダウンロードしてインストールします。

次にPackage Controlをインストールします。D言語開発環境を構築する上で必須ではないのですが、とりあえずインストールしたら入れるもののようなので入れます。
ちょうど真ん中の方にあるコードをコピーします。
view->Show Consoleで表示したコンソールの入力欄にペーストしてEnterキーを叩きます

言語ファルを最新のものにする

Sublime textではD言語が公式でサポートされているのですが、文法がD1の物なので、新しいキーワードを追加します。とりあえずassertがハイライトされないのに気づいたので、WindowsならC:\Program Files\Sublime Text 3\Packages\D.sublime-packageの拡張子をzipに書き換えて解凍、Linuxなら/opt/sublime_text_3/Packages/D.sublime-package`をunzipで解凍し、中のD.sublime-syntaxファイルの160行目のキーワードの列に追加します。
前はtmLanguageと言う拡張子を使っており、有志の書いたtmLanguageファイルと交換すればよかったのですが、どうやらsublime-syntaxと言うファイルに変更されたようです(なのにassertが無い)

スニペットの追加

throwのスニペットが無かったので作りました。

sublime-sunippet
<snippet>
    <content><![CDATA[throw new Exception"${1:exception}";]]></content>
    <tabTrigger>throw</tabTrigger>
    <scope>source.d</scope>
    <description>throw new Exception"…";</description>
</snippet>

これをthrow.sublime-snippetと言う名前で解凍したD.sublime-package内のSnippetディレクトリにコピーして再びzipで圧縮し、D.sublime-packageに名前を変更して元の場所に上書きコピーします。

DKitのインストール

ここからが大変でした。
僕はDKitというプラグインを使っています。
このDkitを使うにはDCDというものを使う必要があるようなのですがこれに結構苦労しました
windowsはinstallerがあるようなのですが僕のWindows8dでは正体不明のファイルとして扱われているので自力でソースからビルドしましました。

windowsの場合手順としては
クローン
build.batを実行

簡単。
ただこれクローンではなくDownload zipですると大変なことになります
次にDKitをクローンして、フォルダごと
C:\Users(ユーザ名)\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages
にコピーします
(Windowsのインストール版の場合。それ以外でも探せばSublime text 3/Packageはどこかにあると思います(適当))
するとあら不思議Package SettingにDKitが追加されています
そこでDKit.sublime-setting_Defaultを開き

DKit.sublime-setting_Default
{
  "dcd_path": "(dcdのバイナリがあるパス)",
  "dcd_port": (ここは変えない),
  "include_paths": [
    "(phobosのソースのパス)"
  ]
}

という風に書き換えます(みたら分かると思いますが)
これで適当に.dが拡張子のファイルを編集してエラーが起きなかったら成功です。

buildSystemを自作する

dmdを使う分にはデフォルトで構いませんが、デフォルトではdubが使えません
(dubってなんぞ?という方はこっち)
Preferences->BrowsePackagesでエクスプローラを開き、Userディレクトリに移動します
このフォルダの中に

test.sublime-build
{
    "cmd" : ["dub" , "run"],
    "working_dir":
}

というファイルを作って保存します
拡張子がsublime-buildなら名前は何でもいいです
tool->build System
を選択するとさっき書いたビルドシステムがあるのでそれを選択してCtrl+Bを押します。
これでビルド->実行となったら成功です

最後に

まだD言語初めて数週間の初心者なので、間違った点がありましたら教えてください。
何かありましたらTwitterで
@namachan10777 までお願いします

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